窓ガラスにぶつかったリュウキュウキンバトを保護

日髙先生の本を読みながら急ぎの朝食を食べていたところ「どんっ!!」 っと目の前の窓に鳥が衝突。日髙先生の生きものへの無限の興味に夢中になっていたので、急な衝突音にやーーびっくりしました。

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「パン焼きたてなのに….」と思いながら外に出ると、ぶつかったのはリュウキュウキンバト…。ん〜。今日は日曜日。怪我してないといいけど。

とりあえず段ボールに入れて、カラスや犬の手(や足や口)が届かないところにおいてと。

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見る角度(光の具合)によって色の鮮やかさが変わります。これが野外で飛んでいるところを見ると本当にきれい。

朝食再開、、の前に、窓によしずをセットしなくては。

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梅雨空で暗いから、とよしずを外してしまったからこんなことになっちゃって、ごめんよ。鳥が窓にぶつかるのは窓に景色が写るからなんだそうです。

窓ガラスに衝突したときに起きる怪我で1番多いのが脳震盪。そして、骨折。人間でも脳震盪を起こした場合吐くことがあるようですが、鳥にもよく見受けられます。今回はクワズイモの実を沢山吐き出していました(ぼくは朝飯中だけど)。

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よしずをかけて、ご飯を食べて、もうちょっと本を読みたいけど仕事に行かなくては!

ちなみにリュウキュウキンバト天然記念物文化財になるため本来は触ることもNGなんですが、今回はハトの安全を最優先して箱に入れました。

移動の際に見たところ、外傷もないし、軽くばただいたので骨折の心配もないでしょう。私がしてあげられることは段ボールに入れ、カラスなどに襲われない場所に置くところまでです。カラスは弱った鳥を見つけるとすぐ持ってっちゃいますからね。

弱った(ように見える)鳥類などを見つけた時には、むやみに触らず、その場に放置しておくと良いと思います。ただの脳しんとう程度であれば自力で復旧してすぐに飛び立てるからです。室内などに持ち込み飛び立つなどしたら危険ですし、伝染病にかかっている場合など、それが人間へと移る可能性もあります(鳥インフルとか)。雨や外敵などの心配がある場合には、感染予防をした上で、浅い段ボール箱などに入れ、蓋をあけておくと良いでしょうね。

弱った動物を見ると「かわいそうだから」と飼育ゲージに入れてしまう人もいるそうですが、ゲージの中ではばたいたら骨折の可能性もありますね。

「(鳥が窓にぶつかったんだけど)動物病院につれてった方がいいかな」と、友だちから連絡が来ることも良くあるんですが、慌てなくても大丈夫。遠巻きに見ていれば飛べる子は飛んでいきます。数時間様子を見て「飛べないかな…」と思って近付くと、その時にびっくりして飛んでいったりすることもあります。

数時間様子を見ても飛ばない場合は、県や市の自然保護課などに連絡して、その後の連絡先を紹介してもらうのがいいんですが(こっちだと環境省。西表や やんばるだと野生生物保護センターという専門部署もあります)、今日は日曜日でつながりません。今回は天然記念物ということもあってちょっと大変かなーと思ったりしましたが、仕事に行く時間には飛び立っていきました。いろんな意味でほっとしました。よかったよかった。

生きもの好きな方にぜひ読んでほしい(高校生とか特に!)本です。先生の講義を生で受けているようなそんな本で、とてもわかりやすい内容ですよ。

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