新しいデータロガーの様子を見に。

※ 間違えです ※ 上の写真、10月じゃなくて8月(2018年)でした。


朝の海へ。

今日はお天気が変わりそうなので早朝から海へ。海に出るまではあれこれ考えていれも、漕ぎ始めるとすべて忘れて風との会話を楽しみます。

と言っても、遊びじゃなくてサンゴ礁の調査。

この先ちょっとマニアックなお話し

僕らは海水温の変化を知るために1時間おきに水温を記録してくれる小型のデータロガー(自動計測器)を海底に取付けています。

今までは米製の1つ13,000円のものを使ってましたが、先日1つ壊してしまい。昨年は沈した時に最新のBTタイプを流してしまい…。うぅぅ。

研究費なんてつけてないし、正直、6コもロガー買わずに旅行に行きたい。(結局買いましたけどね。)

今年はホタルの場所にも設置したくて、代りになるものを探しつづけてようやくイイのに出会えました。お値段、何と 1/4まで落せるかも…。

そして、今までは

  1. カヌーを漕いで現地へ。潜ってロガーを設置。
  2. カヌーで行って取り外し、
  3. 事務所に持って帰って、
  4. 使いにくいuiのソフトでデータの読込み。
  5. 電池を取替えて、
  6. またカヌー+泳ぎで設置に行く。

という、「1日がかり」で設置作業をしてたんですが、
新しいやつは無線でデータを取出せるので、

  1. 現地で潜って、カヌーの上でデータを吸出す。
  2. 海底に再設置。

たったこれだけ。「2時間」かかりません。

データはcsvで自動保存。何なら海の上からメールで送れます。遊びにいったついでにデータ取って帰るだなんて、やりたかった現実に一歩近付いた気分です。

でも1つ難点が。防水装備は自作しなきゃいけない。今のところは大丈夫だけど台風時が心配です。

精度も不安でしたが、両ロガーで6日間記録を取ってみるとその差は平均0.1℃。最大1℃の違いがあるのは干潮時の西日の影響かも。次回設置方法変えてみます。しばらく両者で運用してもう少し違いを見ますが、市民調査レベルなら全然、問題なしですよね。

この際全てのロガーを新品に変えちゃおうか。

何でもかんでも安易にスマホに頼らないように、とは思うけど…、お金にも時間にも余裕ができるのは、とっても嬉しいです。

浮いたお金で美味しいもの食べたいですね。

そして、植付けたサンゴも大きくなっています!今のところ
大丈夫だけど今年の夏は危ないでしょう。復活してきているサンゴ礁も不安です。

んー。浮いたお金で美味しいもの食べるのやめて、やっぱり海に投資しようかな。来世、生れ変わったときにサンゴ礁が豊かになってたら豪遊しようじゃないですか!

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