[サンゴ移植] サンゴ苗を集めて海底基地に移植しました。

ダイビングで移植されたサンゴ

いよいよサンゴの植付けです!先ほど集めたサンゴをサンゴ基地に固定すると、ある凄いことが起きるのです。サンゴの苗集めの記事を読んでいない方はこちら↓

前回のブログはこちら

サンゴ移植のためのサンゴ苗を集めてきました。

いよいよサンゴの移植

サンゴを植えるガイドダイバーあきら

手の平に4つのサンゴをのせたとってもハッピーなあきら。お腹も心も満たされて、いよいよ移植です!

今回移植するサンゴは、サンゴを増やすため専用に開発された「コーラルネット」に固定していきます。コーラルネットについて詳しくはこちら

参考 サンゴを植付ける基地を作ってきました石垣島エコツアー.web

コーラルネットの上にサンゴを並べ、サンゴ同士の間隔を均等にしたり、数を数えたりしてると…!

サンゴの移植架台に群がる魚

とつぜん、目の前に魚の群れが!!!

魚は今まで一匹もいなかったのに、基地(架台)にサンゴを載せたとたん群れが押寄せてきたのです!

サンゴの移植をするダイバー

この魚たち、「たまたま通過した」という訳では無さそう。スタッフが作業しているのに逃げるどころか基地の上で群れて泳ぎ始めてしまいました。

一体、….なぜでしょう?

ダイビングで移植されたサンゴ

その理由はきっと、このサンゴたち…!

もしかして、サンゴが増えたから魚が集ってきたのではないでしょうか?

サンゴの体内では大量の栄養素が作られているのですが、サンゴは私たちの体のように栄養を貯めておくことができず、常に体外に排出しているそうです。

その栄養を求めてプランクトンなどが集まり、それを食べに魚たちが集ってきた、と予想することができます。次回の移植の時、移植前後の海水をサンプリングしたら解るかも知れません。水の解析についてお世話になっている先生がいるので、頼ってみようかな…。

想像の域を出ませんが、どちらにせよサンゴを増やしたから魚が集ってきたのは事実と言えるでしょう。

海底に移植したサンゴを見守るインターン生

あきらが作業する様子を、オクトを咥えてじっと見守るインターンのカイ。カイはダイビングライセンスを持っています。水深も浅いので、ウェイトを巻いて時々素潜りをしていました。

海底のコーラルネットに移植したサンゴ

約1時間でサンゴの固定、完了です! 結局、あの魚たちは基地の真上に居付いた様子。

ダイバーたちは、隣の岩場でコショウダイのヤングを見つけて写真を撮るのにに夢中です 笑

ウミヘビに驚くシュノーケラー

水面では、インターンのももちゃんがウミヘビに遭遇。イイ驚きっぷりを、スタッフなおは見逃しませんでした 笑

サンゴの移植方法を簡単にご紹介

次のブログでは、サンゴの移植方法を簡単にご紹介します。

サンゴの移植方法について簡単にご紹介します

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