石垣島は「うりずん」の季節。
うりずんとは、冬の季節風が弱まり、太陽の熱い光が入り始める3月末から、
GWの梅雨入りまでの、暖かな季節のことを呼ぶ季語です。
会話にはあんまり出てこないけど、みんな肌で感じる嬉しい季節。
石垣島の冬風が強くて曇りの日ばかり。ちょっと気が滅入りそうになる日もあります。
ですが、丁度春休みに入る頃になると天候も回復し、心躍る季節へとなるのです。
今日は朝は曇り。山肌を雲たちが遊ぶかのように駆け上り、
ふもとでは、生き物たちの恋の季節が始まっています。
カップルで歩いたり飛び交う2種類のハトたち。キジバトと、チュウダイズアカアオバト(全身真緑のハト)。
夜の森ではフクロウたちが競い合ってメスを射止めます。
シジュウカラも巣作りに励み、アカショウビンの声も山に響き渡ります。
この季節は花の季節でもあります。
テッポウユリやクチナシ、ハイビスカス、月桃(げっとう)、
街中ではフクギの木の花のにおいもしました。
いいなぁ。季節は移ろうなぁ。
そんなコトを書き留めるための手帳が、今日届きました。
測量野帳と呼ばれるコクヨ社の耐水紙手帳。
胸ポケットに入るサイズで雨の日でも気にせず書けるのがホント嬉しい。
この仕事を始めてからずっと使っています。
最近だと、イワサキヒメハルゼミの初鳴きが、4月9日。(夕暮れのみ鳴く蝉)
アカショウビンの初鳴きは3月27日…。
今回はスケッチブックタイプを初めて注文しました。
年に一度の10冊まとめ買い。島の自然を沢山記録したいと思います。
皆さんも、身近な春を探しに、通勤のときに家の周りを散歩してみてはいかがですか?
あきら