久しぶりの散歩

こんなにも海の目の前に住んでるのに、最近は朝から晩まで、日曜も机に向かって仕事。ボランティアで海の調査をやってるんですが、そのデータ集計や発表資料の作成が終わらなくて….。

今日は夕方、1週間ぶりに海に散歩にいきました。
投げ網ももって行ったけど、今日は全然魚が見えなかったなぁ。
海の中を歩いていると、ハナブサイソギンチャクが鎮座してる。
おっとっと。今日はビーチサンダル。刺されるところじゃん。
魚は捕れないし、ハナブサには脅かされるし、ちょっと落ち込む。

じゃぁ、そんな日は、ビーチコーミングを楽しもう!

と思った矢先に、ウミガメの甲羅が見えました。
だいたいタグが付いてるんだけど、
探してみると頭や手足はありませんでした。
きっと 誰か骨を取ろうと思って埋めたんでしょうね。
(帰りがけ見るとウチの犬が荒らしてました。ごめん)

他の場所でも、ウミガメの甲羅のカバーや骨が落ちてます。そう、このビーチはウミガメの甲羅がよく取れる場所なんです。あと、レジンペレットが沢山流れ着いてました。これは中間原料といって、石油などを一旦このような形に加工してから、僕等が使ってる日用品(タッパーとかボールペンとか)に加工されるらしいです。「原料」ですから海に捨てることはあまり考えられませんが、嵐で荷崩れして落ちたか、工場排水で流出したか。いろいろあると思いますが地球の海のほとんどの場所を漂ってると考えられます。世界中のビーチから漂着報告があって、海鳥が餌と間違えてよく食べます。そして、満腹になって死にます。僕等は生き物に多大な影響を与えながら、平気な顔して生活してんですよね。僕もその一人だけど。

その他の漂流物は、写真に説明を追加しました。

イソギンチャクについて

ハナブサイソギンチャク 学名:Actinodendron arboreum

猛毒とか、強毒とか色々言われますが、触ったけど刺されなかった人もいるみたいです。もしかして刺胞をもってない触手もある?調べる気も起こりませんが〜。どちらにせよ、アナフィラキシーショック(アレルギーショック)を起こす危険の高いイソギンチャクのようなので、イタズラしない方がいいですね。でもね、これはスナイソギンチャクの仲間なので、棒か何かでつっつくと、一瞬!で砂の中に引っ込みます。もうね、跡形もなく引っ込むので、ついついイタズラしたくなっちゃいます。どんな構造になってるのかな。GoProカメラ、だれか貸してくれませんか。ひっこんでから出てくるまでを撮ってみたいなぁ。

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