植付けたサンゴ、大きくなってます。

新月の大潮。今日は泳ぐのに最高のコンディション!

新しく調達した水温計をセットしに(イタリア製の防水、無線式の水温計。米製の1/3の値段)いつものスポットに行きました。

ホタルツアーの最後、いつもサンゴ礁のお話しをしていますよね。その場所です。

すると、サンゴたち。すっごく元気です!。写真で見ると差ほどではないけど、実際に見ると感動しますね。やはりイチから植えただけあって喜びがまず前面に出てしまいますが、正確な成長量などを知るために、5月からモニタリングをはじめます。

植付ける前、周辺の岩盤に生えるサンゴの状況を2〜3年かけてモニタリングしていましたが、今回移植したサンゴの方が成長量が大きいことが驚きです。なんでだろう。。

植付けの場所選び、とっっっても大変でした。適当に植えても育たないということは知っていたし、植付けの手法も色々ある。何せはじめての取組みなので不安だらけだし。それに、何百万もする高価な計測器を使ってモデルを出したりすることもできない。私にできることは、海でいっぱい泳いだり、高台から何時間も海を見下ろしたりと…海を感じることだけ。

でも、

ひとまず成功です。わずか数ヶ月でこれだけ成長するなんて驚きです。

(実は、その後 数十万円の計測器を複数しかけて海のモデルを出してもらいました、ガ。これが驚きなことにサンゴにとっては非常に悪い環境ではないか、と言われてしまって。でも、サンゴは環境への適応能力の高い生きもの。悪い環境に順応、適応したのかもしれません。さぁ、いったいどこまで調べられるのでしょうね)

問題は今年です。エルニーニョ(世界的な温暖化)の影響で海水温は上がりっぱなしになるでしょう。大丈夫かなぁ。。。

2016年みたいに大規模な白化(熱中症)になるかもしれません。そうしたら、きっと全滅するでしょう。でも、また植えますよ。自費で何度でもやっていきます。

だってサンゴって、とってもだいじな生きものだから。

海に取っては無くてはならない生きものだから。


[私とサンゴ] ガイド あきら が語る(シリーズ)


しかし、もう大潮。日が経つのがあっという間です。

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