今日は、りんぱなが管理している農園整備の日。農園といっても、今日整備する場所はほぼジャングル!10年前には果樹が植えられていた森ですが、放置されて木や植物が生い茂り、今や見る影もない…そんな場所。ここを5人で切り開き、道を作ります!
今回手伝いに来てくれたのは、芝浦工業大学の1,2年生の4人の皆さんで、タイトルにもある「石垣島をもっと元気にするプロジェクト」のメンバーです。このプロジェクト(以下PJ)はサンゴ礁保全を目的としていて、わたしたちりんぱなとは10年ほど前からお付き合いがあります。
メンバーは、大学の長期休みを利用して石垣島に渡り、今年は3月5日サンゴの日に、崎枝でヒマワリ緑肥のイベントを起こしたり、島の学校に出向き赤土に関する授業をしたり精力的に活動をしています。
そんな忙しい作業の合間を縫って「お手伝いもしたい!」と手を差し伸べてくれて、みんな本当にありがとう!!
農園整備でやりたいことは山ほどありますが、せっかくなら彼らのPJに通じる要素を作業に含ませたいと思って、森林整備を手伝ってもらうことに。PJのテーマである赤土流出に関連する話題は森の中にも沢山あります。なぜ森からは土壌流出が少ないか(渓流部からは多い)、森の栄養はどこから来ているかなど、植物の話から島の成り立ちまで、作業の合間に伝えたいことは山ほど。いっぱいしゃべってしまいました(笑)
「こういう作業面白い!」「キビ苅りより楽しいね(笑)」と、みんなも楽しそう作業をしてくれて、嬉しい時間でした。
昼食は、美味しい石垣牛のカレー屋さんへ。食事の合間も、島やサンゴ、プロジェクトへの熱い想いを聞かせてもらったりと、楽しい時間でした。食後は「もっと切って道作りましょう!」とみんなに急かされるように森へと戻ります。
作業を終えたら、以前、先輩たちが手伝ってくれた作業場所を見ながら、下の海でビーチコーミング。
メンバーのみなさんは学校向けの体験授業や、海岸清掃イベントなども企画しているので、そこで活用できるよう最後に漂着物をテーマにしたアクティビティを体験してもらいました。
次回は夏の渡航だそうです。今後もサンゴのために活動を続けて欲しいし、私たち エコツアー.web も サポートを続けていきたいと思います!