先日の島人体験観光ツアー、良かったなあ。
「反省することがないくらい、今回はうまくいったんじゃない?」って言うと、
生徒たちは目を輝かせて喜んでいました。
実はこの言葉、僕が高校生だったとき、学園祭の反省会で とある先生が言ってくれた言葉なんです。
今回の生徒たちの動きを見ていて、自分の高校時代を思い出して、不思議とこの言葉が出ました。
ほーんとに、良かったなぁ。
当日の様子。島人向け観光ツアー
このツアーまで、わずか4時間しか伝える時間はなかったから、
1分たりと無駄な時間は作りたくなかったんです。
どうすれば生徒が楽しみながら、先生のニーズを満たせるか。
そればっかり考えて、わずか4時間の教材を作るのに丸2日もかかりました。
「自分が高校生で、いきなり見ず知らずの外部講師が来て、
自分達が一生懸命頑張って作ってるツアーについて
「あーだこーだ」言ってきたとして、どう思う?」
そんなコトを考えてみたけど、10年以上も前のことなんて、思い出せやしない。
生徒に受け入れてもらえるか、僕もちょっと、必死。
でも、授業中に眠った生徒はいなかったし、うまくいったかな(笑)
今日は生徒ひとりひとりに書いたメッセージを渡し(書くのに徹夜した縲怐j
その裏に印刷された自己評価シート(プレゼンやガイドを自己評価する)に
それぞれ当日の様子を記入してもらった。
みんな思った以上に悪く自己評価してるんだけど、そんなことなかったって!
その向上心を生かして、後3回授業があります。
僕がこれからすることは、将来に役立つ、エコツーリズムの技法をつたえること。
あと3ヶ月で島を旅立つ彼らに何かしてあげたい!という先生からのお願いで、
就職先で役立てられるエコツアーの技術を教えて上げてくれ、っていうんです。
でも、消防署や警察に行く生徒もいる。そこで生かせるエコツアーの技術?
どんなコトを伝えていくか、全体像は見えているのでこれから授業内容を
作っていこうと思います。
役立ててもらえると、いいなぁ。