旅のメインのマンタツアー。マンタ2枚!!

最近、かーちばい(季節風)が強すぎてマンタスポットに行けない日が続いていました(行けないことはないけど、絶好の船酔い日より^^)が、今日は久しぶりに海が静か!久しぶりにマンタツアーを開催しました。

石垣島の真夏の太陽
思わず薄めになる眩しい空。

今日はひと家族だけの貸し切りツアー。初めての石垣島で、石垣空港についてすぐ、このツアーに参加するために来て下さった皆さんです。

ビーチでシュノーケルの練習を終えたら、すぐ船で移動。海がキラキラと夏色に輝いて、空が眩しくて、思わず目を細めたくなるいい天気。

マンタポイントへとむかう船のなか

「わたしは、このマンタが今回の旅のメインです」と話すお母さん。太陽が眩しいのか、それとも船がゆれるからか、みんなちょっと緊張した顔で座っていました。

マンタスポットでシュノーケリング開始!

マンタスポットまでは船で5分。すぐに船を降りて泳ぎ始めます。マンタを探そうとするけれど、海の中はひどい濁り。広い海の上で自分がどこにいるのか正確な位置がつかめないほど。
「昨日まで吹き荒れていた南風が止んだからじゃないか」と船長。「昨日はすごきキレイだったぞ」って。海は、毎日違うんです。

先に海に入っていた別のガイドさんに「マンタ見えました?」と聞くと、さわやかな笑顔で「みえないです(笑)」って。
マンタ、まだ来ていないようです(来る時間もだいたい決まっています)。

マンタとの遭遇

そんな時に嬉しいのが、水中でマンタを見つけたダイバーがならす鐘の音。「いたんだ。」自分の位置もつかめて、マンタがいる場所もわかって、やっと「いましたよ^^」ってマンタを指さします。
その瞬間、シュノーケルの先端から漏れるみんなの声を聞くのが、好きだな。

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みんながマンタを見ているとき、アジサシたちが空を飛び交っていました。

アジサシたちは、地球を旅して、海と海をつなぐ渡り鳥。水面に飛び込んで小魚(キビナゴなど)をつかまえます。

悠然と泳ぐマンタ

その後マンタは15分ほどホバリングして、東の根の方へと去って行きました。みんな、マンタを見たあとは目がきらきらとしています。ことばは何もいらない感じ。すごいものを見ちゃった感じを大切に、船に戻ります。

何だなんだ?
チリメンモンスター

船に戻る途中… 何かいたんです。
「何だ?」って思って見てみると、一生懸命に泳いでます。
「!」

お子さんは「ウミウシ?」って。惜しい!ヒラムシっぽく見えるけど、これ実はヒラメとかカレイとか、そういう生き物の子供ではないでしょうか。

やさしい手
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手のひらにとりたいけど、なかなかうまくとれないでいると、「ふわ」って手で包み込む女の子。すごくいい手だ。

また船で移動して、艇庫でのんびり休憩。お子さんたちはトンボやカエルをつかまえて遊んでいました。

川平湾で記念写真

帰りがけ、川平湾によって、そのあとはカフェで昼食。お子様カレーは大人にも人気でした!

「海で泳いでいると、いつも不思議に思うことがあります。私はここにいていいのかな。マンタもすごいって思うけど、一緒に泳いでいいのかな…」そう語るお母さんの気持が、私も解る気がします。

日頃街中に暮らしていて、たまに自然のなかに入ると、この自然は私を受けいれてくれるのか、ちょっと不安になることがあります。でも、自然と人との境目はどこにあるのでしょう。私たちも地球の一部。私たちの体は地球上にある物質から構成され、ヒト以外の全ての生き物同様に、水や地球上の微量元素を元に生きています。自然を、海を、もっと身近に感じで、「あぁ海にいていいんだ」って思っていただけると、嬉しいな。母なる海、私はこの場所とマンタが大好きなのです。

一緒に泳げて楽しい時間をありがとうございました^^(あきら

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