新人のジュンです。今回は初めてナイトツアーのアシスタントをしました。
人は視覚に頼りがちな生き物です。しかし当然のことながら、夜は視界が落ちます。でも視界が制限されることによって「見えてくるもの」がたくさんあるんです!
耳をすませば、カエルの鳴き声、ふくろうの声、風や虫の音。むしろ目でみるより情報量が多いかもしれないですね。そんなことを感じさせていただいたナイトツアーでした。
今回はお客様とたくさんの生き物に出会いました。まず、ヤエヤマオオコウモリ。でかいです。ビールの中瓶くらいあります。5メートルほどの至近距離で観察することができました。
次にカエル。沖縄には日本のカエルの四分の一が生息しています。カエルの天国なんです。同じカエルでも鳴き声が違い、沢山のカエルが鳴き交う様子はまるでオペラのよう。これは言葉にすることができません。とにかくすばらしいので、ぜひお越し下さい!
ほかにも先島諸島にしか生息しないサキシマキノボリトカゲやフクロウと出会うことができました。新人の私にとって見るもの聞くもの感じるものすべてが新鮮でした。
(写真は事務所に戻ってきてから撮ったものです)
最後は感動的な満点の星空。運良く、冬場は中々見られない天の川が見られました。お客様も途中から話すのをやめて、地面に寝転んで空をじっくりと眺めていました。時間を忘れてしまいました。時の流れはほんとも嘘もつくからとある歌手が歌ってますが、彼も星を見ながらこの詩を書いたのでしょうね。
お客様は、オオコウモリ、様々なカエル、そして星空が特によかったとおっしゃってくれました。ガイド冥利につきます。たくさん学び、より多くのことをお伝えできたらと思います。
(じゅん)