今夜も定員いっぱい(通常は定員15名程度ですがGWは拡大して特別に20名)のホタルツアー。集合場所に集まった皆さんは、昼間いっぱい遊んだのでしょうね。とってもイイお顔をしていました。
今日は山に雲がかかって、数日でお天気が変わるのかなとちょっと不安になる夕暮れでした。ツアーが始まると、お迎え前、下見をしたときには吹いていなかった風がフィールドに吹き込んでいます。
ツアー開始時にもアナウンスしたのですが、今日はホタルがいつもより少ない予想。ホタルを見に歩き始めると、月が真上に輝いて木漏れ日が差し込んでいます。月明かりさえ、ホタルたちは苦手。クワズイモの葉の裏の暗がりで、最初の一匹が光り始めました。
頭上ではリュウキュウコノハズク(日本で一番小さいフクロウ)のオスメスが鳴き交い、まだペアにはなっていないのか、恋の会話を交わしているように聞こえます。ほかにもヤエヤマオオコウモリも飛んできて、近くの枝にぶら下がっています。参加者の皆さんも「どこどこ?」と興味津々に探していました。
ホタルも1種類だけでなく、キイロスジボタル(光り方がちがう)や他の種類のホタルの幼虫たちも盛んに光っています。
空を見上げると雲間から星が輝いていたので、ホタルたちが光終えるのに合わせて 星空観測場へ!月明かりは明るいけど、開けた場所なので北斗七星の全ての星(1〜3等級)が見えるし、月明かりだからこそ、冬の大六角が西の空に一望できます。
ホタルだけでなく、夜行性の動物や星にも喜んでいただけたホタルツアーでした!皆さんありがとうございました^^