「去りがたい」, 石垣島の、ホタルを見るツアー

今夜も、ホタルを見に森の中に出かけます。今日は仲の良い仲間同士8名様の団体さまをご案内〜。

辺りの道がジャングルらしくなると「どこに連れてかれるんだ^^？」と車の中はワイワイ賑わいます。

手の中で光るホタルに、感動。

車から降りると、辺りはどんどん暗くなってきて、
夕方が好きな生き物たちの声が減って、夜に動く生き物（夜行性）の声が増えていきます。
「今年初めてセミを聞いた」と、イワサキヒメハルゼミの声に喜んだり、
木の上で聞こえるアイフィンガーガエルの声に「あれは何?!」と驚く方も。

ホタルたちが飛び交い、あたりはどんどん闇に包まれる。

ホタルが光るのを待っている間、
フクロウの声が聞こえて、シルエットも見えましたがすぐに飛んで行ってしまいました…。残念〜。
（その後も今日はフクロウ見れずで、ちょっと残念でした）

今夜のコンディションはばっちり！きっと沢山飛び交うだろうと思ったら、
（天候や暦によってホタルの出具合は変わります。ちなみに、雨でも大丈夫）
思った通り。すごく沢山でした。

お客さまの手にホタルをのせると、
ほほえみながら、じっとホタルを見つめていました。

「どんどん幻想的になるね」
「凄い（距離が）近い！」
「線香花火の最後の小さな玉みたい」

「きれい」とか「すごい」とか、言葉はとても、とてもシンプル。
本当にきれいなものを見ると、言葉ってシンプルになりますよね。

お客さま、みなさん、とてもいい顔をしながら、感想をお話してくださいました。

「寝不足で、このツアーの参加をやめようかと思ったけど、その眠気が吹き飛ぶ程のパンチをもらいました。感動しました」
「生まれ故郷（ごはんを食べながらホタルが見れる場所なんだそうです）を思い出しました」
「日常生活に、戻りたくないです」
「（ホタルに）触れていいよって、言われるのは嬉しかった。」

そして、最後に
「私はイイことを見たり、聞いたりしたら、何も言いたくなくなるんだけど」と、

静かにお話してくださった方がいて
「みんながこんなに楽しんでいるんだから、来て良かったと思います。
今日が初日だけど、こんなに楽しいんだから、明日からの旅がもっと楽しみになりました。」って。

嬉しいなぁ。
皆さんに楽しんでいただける仕事ができることが、幸せです。
明日からも楽しい旅を！！

ありがとうございました！
（あきら）