3ヶ月ぶりの連休は離島にでも行こうかなと思っていたのですが、台風24号が石垣島周辺を通過、または直撃の恐れもあるので、むむむ…。またも連休は風と共に去って行きます。
まずはサンゴの移植スポットに立寄ります。
ツアー中はじっくり写真が撮れないので、今日はマクロ撮影にチャレンジ!
移植したサンゴがネットを覆い始めています。数週間でこんな風に成長するんですね。
このネットは、鹿島建設さんからご提供いただいたサンゴ植付け専用のコーラルネット。ネットの升目は20mm。サンゴの小ささをイメージしてください。
海の透明度も調べます。風、波、潮汐によってころころ変わる面白い日。
海面はベタ凪です!
いよいよ、やりたかった調査のスタート。海底に鉄筋を打込み、長さを測るための巻尺をセット。
さらに10mおきに鉄筋を打込みます。
素潜りで潜って、どんなサンゴがいるか記録していきます。
今日は全部で55このサンゴを調べて、もう一つ別のラインを設置したところで夕暮に。海の中も暗くなってきました。
ちなみに調査器具はとってもシンプル。マスク・足ヒレなどのシュノーケル道具と50mの巻尺、GoPro5(デジカメ)、こども用お絵かきボード。ダイビングではなく、シュノーケルという身一つで調査をしていきます。
記録に使っているのはこども用のお絵かきボード。これがイイんです!笑
おもちゃのように軽いので(おもちゃだから)積込みも楽チン。
このボード、透明な下敷を差込んでお絵かきの練習ができる、という製品なんですが、調査項目をラミネート用紙に書けばこの通り↑ 調査内容によってラミネート用紙を変えれば書込みも楽チン。全部プラなので錆びないしとっても重宝しています。
だいぶ薄暗くなってきましたが、どこまでも穏やかな美しい海面…。どこまでも漕いでいきたくなります。
行っちゃうか!と、日が沈む米原ビーチ方面へ。気づくと2キロほど漕いでいて、何匹ものウミガメとすれ違い、青の洞窟で泳ぐシュノーケラーの嬉しそうな声が聞えて。
夕陽から目を離しUターンを始めると、後ろにはこんな景色が!!!
もう、、どこを見ても美しい。。
自分のパドルが水をつかむ音と遠くで鳴く鳥たちの声。そして、時折飛跳ねる小魚の群れの ザァッ という音。毎日こんなだったらいいのにな。こんな日にお客様を案内したらきっと喜んでもらえるのになぁ。
そんなことを考えながらスピードを上げて帰ります。急がないと真っ暗になっちゃう。でも海面に揺らぐ月明りを見て満月だって気づいて、少し明るいからいいかなと思ったり。
だーれもいない海をどこまでも漕いでいく。休日だからこその贅沢な時間。気持良かったなぁ。
好きなことしてると時間があっという間に経っていきますね。
ガイドあきら