今日は貸切りの1日ツアーで、日米両国からのお客様をご案内しました。
参加者のみなさんは日米のシェアリングネイチャー協会で活躍されている生きものが大好きなリーダーさん。私も地域の会に所属していることから、初めての八重山諸島めぐりの中でりんぱな(石垣島エコツアー.web)に立寄って下さいました。
当初はシーカヤックで海に漕ぎ出す予定でしたが、台風後の風が強いので陸上ツアーに変更。
時折強い雨が通りすぎる中、日本百景の川平湾(かびら)周辺で「海のいきもの」を探しへ!
始めに出会ったのはヤドカリやカニたち。うごくものが大好きなお子さんは、石をひっくり返したり、海に入ってナマコを捕まえたりと嬉しそうに走り回ります。
海から上がると、足に砂がつかないようにとお母さんに甘えながらサンダルへ。かわいい!笑
ロープについていたのはアオリイカの卵?拾ったのはイノシシの骨?などなど、たくさんの命に囲まれた時間。
昼食は川平公園茶屋へ。外で雨宿りしていると、あれれ「こんなところに面白い生きものが」。
これは日本イチ大きなチョウチョ、オオゴマダラの幼虫です。
店主のお母さんが嬉しそうに金色のサナギを見せて下さいました。
「あの葉っぱの中で台風を生き延びてサナギになったんですよ。あと10日ほどで羽化します」とのこと。
ソーキそば、うまい!
お昼ご飯を食べながら、皆好きな生きものの話題で盛上がりました。その中で、フェアリーターン(fairy tern=ヒメアジサシ?)を見にハワイに行きたい、と言う話題が。
そんな理由で、食後はアジサシ(渡り鳥)を見に高台へ。今の時期は赤道の向こうからエリグロアジサシが沢山飛来しています。そんな光景が見られるガイドあきらのお気に入りの場所へ。
見ていると次々にアジサシの数が増えていき、お母さんも「飛び方が優雅」と海の上を飛交うアジサシに夢中です。
大人は双眼鏡で鳥探し。こどもは飽きちゃって双眼鏡を使った遊びへ。
時間に追われるように、次は干潟になった川平湾へ。
「ここもシークレット?」と小さなビーチに行く小径にも嬉しそうなのです。
このビーチは、生きものたちが砂浜に小さな砂団子を敷詰めているので、「シャーベットの上を歩いてるみたい」とお母さんもその感触に嬉しそうでした。
いろいろな生きものを探しては喜び、時間が経つのはあっというまです。
急ぎ足で離島ターミナルへお見送りへ行くとこの青!
今から数十分の船旅で、今夜は離島に宿泊だとか。良いなぁ。良い船旅を〜 ^ ^
皆さんとご一緒できてスタッフ一同楽しい時間を過させて頂きました。ありがとうございました!