(ブログの表示がぐちゃぐちゃですがごめんなさい〜)
今夜のホタルツアーは、残念ながらホタルが見られずでした。シーズンにはちょっと早くて、期待していったもののん〜。やっぱり居なくて。そのかわり、夜行性の生き物たちを探しに、森の奥まで入るナイトツアーとなりました。今日のお客さま、みんな生き物のことをよく知ってます。道中に咲く花の名前や、ナイトツアーで見られる生き物の名前も、みんな知っている。来る前にいろいろなHPやうちのブログなどで調べて下さったそうで、嬉しいですね。ガイドしがいがありました。
トップの写真、どこに何がいるかわかりますか?樹皮についているのはヤモリ、ミナミヤモリです。気温が低く寒いのでじっとしていて、簡単につかまえられます。でも捕まえるとがぶーって。歯はないので全然痛くないですよ〜
石垣島は、もう新緑の季節。春です。植物たちは一斉に新芽を息吹かせていますが、本州の森とちょっと違って、新芽が赤い植物が多いのが面白いでしょ?
石垣島は熱帯のジャングルの島。夜の森に出掛けると、聞いたコトのない生き物の声がこだまして、とってもワクワクします!今日の皆さんも初めての体験に笑顔がいっぱい!写真はオオヒキガエル(外来種)を触っているところ。毒があるカエルですが、触り方を間違えなければ大丈夫。
お待ちかねのフクロウ! リュウキュウコノハズクです。ツアー中ずっと探し回っていて、いよいよ最後の最後、すぐ近くの木まで来てくれました。歩道から街路樹の上の木に留まっている鳥を見るくらいの距離。iPhoneで簡単に撮れちゃいました。赤いライトはガイドの友達が作ってくれた、夜行性の生き物を見るための特別なあかりです。
しばらく木に留まって鳴いていて、別のフクロウの方へと飛び立っていきました。
河原の石の上でたたずんでいたオオハナサキガエル(準絶滅危惧種)の珍しい緑色の個体(緑型と呼んでます)。明かりを当てたら眩しそうに岩にぺたり。
ガイドあきらのお気に入り、ミズスギ。近くで見ると小人になって森の中を駆け回ってる気分に慣れる植物
オオコウモリも見たかったのだけど、風が強くてなかなか見つけられず。呼んでも来てくれずと、それだけがガイドとしてはちょっと心残りでしたが、日頃見られない南国の夜の森の情景に、皆さんワクワクしている雰囲気が伝わっていき、僕も一緒に楽しい時間をすごしました。
帰りの車のなかで「梅雨時期に来ようか」「私は来年の梅雨前かな」と、お客さまはホタルのはなしをいっぱいしていましたよ。ホタル、僕も早く見たいです!
また遊びにいらしてくださいね。ありがとうございました!(あきら)