今夜も、
石垣島のホタルを見るツアー
に、お客様をご案内してきました。
「飛行機のチケットとるんでJTBの人に「ホタルも見たい」って言ったんだけど、
「石垣島ではホタルは見られないと思いますよ」と、みんなに否定されて、
それでもしぶしぶ探してもらって、りんぱなさんにたどりつきました」と、いう今日のお客様。
職場の現役時代からのお友達2人での旅行で、いつも一緒に旅をされているそうです。
今日は300匹ほどのホタルたち
が見られましたよ!
石垣島の夜を楽しむ
夜の楽しみ方は様々だけど、やっぱりこの季節は森に行かなきゃ。
だって、ホタルが凄いんですよ!
ある時間になると、あたり一面がホタルの光で埋め尽くされます。
お2人は、20年前までは地元やお住まいでホタルを沢山見て来たと話して下さいました。
今夜は久しぶりに見るホタルに、とてもワクワクしている様子です!
子供にかえったように、おおはしゃぎでホタルを見る
森に入ると、既にホタルたちは光り始めていました。
今日はちょっと早く光ると思ったけど、予想通り。3分くらい前に光り出した感じです。
(このホタルは時間にシビアなホタルで、天候によって光出す時間が変わります)
お二人は、ホタルの光におおはしゃぎ。
嬉しそうに「きれいね〜!」「ほらほらほら!」と、子供にかえったようです。
(私は、お客様のこの瞬間を見るのが好きなんだ〜)
ホタルをつかまえてお二人の手に一瞬のせると、お二人の顔が輝きます。
嬉しそうに、愛おしそうに、ワクワク、、暗闇でも、お二人の顔がうっすら見えました。
「これは絶対残して欲しい光景ね」
「ゲンジボタルの小さい、っていうくらいのかな〜と思っていたけど…全然違う…!」
「いいねぇ。可憐な感じがする。よかったぁ〜」
「ゲンジボタルは幽玄な感じ、今日見たホタルは雅(みやび)なような。ねぇ!」
「ゲンジボタルと比べて残像が残らないね。ピカピカして、ホタルじゃないみたい」
仲の良いお2人での楽しい会話の時間。また一つ、思い出が増えたのでは。
そして最後に、
「これは絶対に残して欲しい(風景)です。地元の石垣に住んでる人たちに、伝えて欲しい」
「守って、見て行く」方法を作って欲しい。
「また感動したいから、次、来年、また見たい!」
「ここでしか守れないことだものね。(島のこういう情景を)ぐちゃぐちゃにしてほしくない」
ホタルを見ながら、ここまで強く思っていただけたことに、嬉しくなりました。
おふたりは、以前は地元でも沢山のホタルを見てきたそうで、それがどんどん見られなくなっていって。
でも、島には想像以上のホタルがいるコトに嬉しくなったんだと思います。
だから、残して欲しいって言ってくださったんでしょうね。
いつまでも、皆さんに見ていただけるように大切にしていきたい空間です。
だから、見せたい。見せることで守りたい。そう、思っています。
「いつも4人で旅行してるのね。でも(今回来れなかった)2人には、口では伝えられないわ」
と、今日の光景を見ながら笑っていたのが、こころに残りました。
実は突然の大雨が…
出がけの話ですが、ホタルの場所に向かう途中、運転しながら雨が見えました。
その雨はど〜〜みても、ホタルの場所の真上で降っています。
「ま、止むだろう」なんて、すんごく適当な考えをしながら車を進めると、
いよいよ本降り→どしゃ降り→どうしよう。って状態に。
でも!ホタルの場所に近づくと、小降りになり、いよいよ止んでしまいました。
これはラッキー!2人は「日頃の行いよ〜」と笑っています(笑)
石垣島のホタルは、雨の日の方がいいんです!
私が石垣島のホタルしか知らない、ので↑と書きましたが、
今から見に行くヤエヤマボタルは、雨が降る度に増えて見えます。
雨あがりだから、いっぱいいたんでしょう。
今年は気温が低かったせいか、ホタルの出が2週間以上遅くなっています。
今日のホタルが、やっと例年通りになった感じ。
すなわち、「大発生」です。
ここ数日、毎日増え続けていて「今日が今年一番」と言い続けてきましたが(笑)
今日は文句なし。「一番!」でした。
毎晩見ても、見飽きない。毎年みていて、どんどん好きになる。
私は、やっぱりホタルが大好きなんだなぁ。
でも、今日の仕事のミスがひとつ。
お客様の写真を撮り忘れてしまった〜。会話に花が咲きすぎて。
ごめんなさい〜
あきら