石垣島のマンタシュノーケルツアー
今日のお客様はマンタが大好き!なりんぱなの常連さんとそのお友達のお二人。
天気も良く、海のコンディションも最高です!
水温は夏に比べるとかなり下がっていて、僕の愛用する夏用ウエットスーツ(半袖でショートパンツサイズの薄手のもの)ではもう無理。冬用の5ミリスーツで行きました(レンタルスーツは全て5ミリの冬用で、裏に起毛がある暖かめのものです)。
底地ビーチ
まずは底地ビーチで泳ぎます。水に慣れるための足慣らしのために泳ぐんですが、実は、この砂地のビーチにも面白い生き物が沢山いて、それを見るのも楽しみの一つなんです。サンゴは少ないけど、ニモ(カクレクマノミ)も見れるんですよ。
「どうやったらそんなに生き物を見つけられるんですか?」 って聞かれたけど、ん〜〜。難しい質問です(笑)沢山見つけて、その生き物の色や大きさ、住んでる場所を覚えると、自然と目に飛び込んできます。と、言っても僕でもな〜んにも見つけられない日もあるんですけどね(^^;)
ウムズナーを捕まえる!
今日はニモの他に、ウムズナー(小さなイイダコ)も捕まえました。見れた生き物の詳細は下に。
マンタシュノーケリングへ!
次はいよいよ、船で5分の「川平石崎マンタシティー」というポイントへ。
「前回に比べるとすごい穏やかですね!」そうなんです。前回は台風直撃の数日前に言ったので、大きなうねりの中のシュノーケリングでしたが、今日はほぼべた凪!
海に飛び込むと、スゴイ透明度!!30m先の岩場にいるマンタが、目に飛び込んできました!僕も思わず「うわーー!」って声が出たほど。今年一番の透明度です!その透明度あってか「マンタがすごく近くに見えますね!」って嬉しそうなお客様。ダイビングもしていてこの場所で潜ったこともあるんそうなんですが、ダイビングと違って一度に沢山のマンタ見れるシュノーケリング。楽しんで頂けたようです。
常連のお客様は、水面で何度もマスククリアーをしていて「あー、またニヤけちゃったんだぁ〜」って(笑)
「最後にお見送りに来てくれたみたいでしたね!」 そうなんです。最後、船に戻る僕等を追い越して、船の近くでUターンして帰っていったマンタがいました。そういうの嬉しいんですよね。
毎日こんな透明度だったらいいのになって、思います。日によっては海底が見えない程濁ることもありますが、今日はきっと40m以上あったのでは。今日はボランティアの透明度調査のために器具を持って行ったんですが、測定紐の長さが30mしかないので、計るのもやめちゃいました。船長は、僕等を桟橋に返した後、一人でまたマンタを見に。それほど、ガイドでも嬉しくなるコンディションだったんですよ。こういうのは運なので、また明日も同じようにきれいかは解りません。だからこそ、感動するのかなって思います。
お客様からも、ツアー終了後に「最高のマンタツアーでした!」って嬉しいメールをいただきました。こちらこそ、いつもご利用ありがとうございます!(^^
今日見れた生き物たち
・イイダコ(方言名、ウムズナー 学名:Octopus ocellatus?)
とっても美味しいタコです。これからのシーズン、僕も捕りに行きます。
・チドリミドリガイ(学名:Plakobranchus ocellatus?)
体内に植物プランクトンを住まわせている珍しいウミウシです。
?・スナエビ(未だ正しい名前がわからない〜)
とてもカワイイエビ。巣穴に海藻を入れると掴んで持ってってしまう。
・アカホシカニダマシ(学名:Neopetrolisthes maculatus)
イソギンチャクの裏側に住んでるエビ。カニの格好してるけど、エビ。
・マンタ(学名:manta birostiris)
マンタです!