今年一番のホタルの乱舞!
今日も石垣島の夜のツアー、ホタルツアーに行ってきました。
のんびりとした時間の流れる石垣島は、今日は少し風の強い曇り空。
森の中を走り抜ける風は、ちょっと肌寒くて、花の香りを運びます。
低木の芽吹きを見ながら小径を歩くてすぐ、クチナシの花。
その香りを楽しみながら歩くと、もうホタルが。
ヤエヤマボタルが光り始めました。
今日のお客さまの1人は
小説「蛍川・泥の川(宮本輝 著)」を読んで、その中のイメージは
あるけれど、 本物のホタルを見るのは、これが始めて!
飛び交う蛍をつかまえて大喜びしている様子が、僕はすごく嬉しかったです。
あの光をみたら、誰だって少年に戻っちゃいます。僕だってそうです(笑)
フィールドを吹き抜ける風はちょっと強いけど、
ヤエヤマボタルたちはいつも以上に木々の間を飛び出して、
少し高いところに飛び出します!
風が止んだ瞬間は、一斉にふわ縲懊?懊?怩チとホタルが下草の中から浮かび上がり、
すごく幻想的な風景に。その一瞬が何度も訪れるんですが、
そのたびにホタルの数が増えていきます。
ガイドの僕でも見とれるほどの光の数。今年一番の大乱舞。
ここ数日は前日の光をどんどんとしのぎ「今年一番」を塗り替えているように思います。あまりにもホタルの数が多すぎて、僕の感覚がマヒしているわけでは、きっとないでしょう。
この光景、もっと沢山の方に見せたい!いつもそう思っています。
近年自然に触れあう機会は都会では減り続ける一方ですから、
だからこそ、ホタルにも実際に触れてほしいんです。
米粒のように小さな蛍に優しさを持つには、実際につかみ、
愛おしく接する機会を作ることで、それが現実になります。
もちろん、ホタルたちが光る理由を説明してからの事ですから
むやみやたらに捕まえるのを楽しんだりすることはありません。
今日もりんぱなをご利用いただき、ありがとうございました。
また遊びにきてくださいね!