前回までのあらすじ
オシゴトで八重山諸島の離島をアテンドすることになって、新城島の下地島に行きました。この島には、牧場の管理人さんだけが、たった独りだけ暮らす(ほぼ)無人島。定期航路(電車やバスの様に、離島同士をつないでいる船。離島の人は石垣島に買い物に行く時などに使う)がないこの島の、とても日本とはかけ離れた風景!今回は、島の中の写真を掲載します。
たった独りの住民が住む新城島の下地島に行ってきました .part2
これが下地島の港です。売店はおろか、屋根もベンチもない、無骨でシンプルな港。
両サイドには晴れると目が開かなくなるくらい真っ白な砂浜(意味わかるかな)
港を降りると島の中心に向かって一本道があります。(それ以外はガタガタの農道しかない)
ここをひたすら歩くと牧場やそれらの施設にたどり着きます。
今日は一匹しか牛が見当たらなかった….。寂しい…。
のではなく、実はこいつは脱走犯(笑)島全体が牧場とはいったものの、
フェンスで仕切られたいくつかの牧場があります。
たまーに脱走して港近くに来ていたり、砂浜を歩いていたりしますが、
ケンさんによると「暑くて水浴びしたりしてるよー」とのこと!
道の途中にはバクダン(うんち)が落ちてるので注意(笑)
下地島の中はジャングルだった!
Facebookのりんぱなページにはこの写真がをフライングで掲載しちゃいましたが、実はこの島、ジャングルに囲まれているんです!
すごい木!思わず、立ち尽くして見とれてしまいました。
ここは発電所跡。石垣や機材を飲み込むようにガジュマルが根を下ろしています。
☆この島は八重山諸島で一番最後に電気が引かれた島。電気が来てからも台風などで海底ケーブルが破損したり、島内の電線が破損すると、この発電所を利用していたのでしょう。まだ色あせていない機械が置いてありました。
上地観光のケンさんの案内で島内を歩いていると、何と小学校跡がありました。この下地島には、以前は何百人と住んでいたんだそうです。その当時からある赤瓦の建物に行くと、何と家の真ん中からガジュマルの大木が空に向かって突き出ています!それだけじゃなく、根っこが家を覆うように地面に伸びています。
今日のお客さま、ブロガーの和田さんは、旅のお供の人形をぱちり。
和田さんのブログはこちら →
この島に行くには、シュノーケリングツアーの船などを利用しないと行けないので
かなり秘境に近いんです。もちろん手紙の配達なども全て船。郵便船と言われていますが、
時には地元の人たちも載せてもらっています。
新城、下地島のビーチからみる風景は最高です。
晴れていると遠くに大きく西表島が見えるし、対岸には新城島の上地島が見えます。
次のブログでは、対岸の上地島をご紹介します。
神々の島、新城島。お楽しみに
(あきら)
関連ブログ
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