昨日ツイッターを見ていたら、なちゅらる宇宙人さんが何かイベントをなさることを知りました。
ブログを拝見すると、福島から石垣島に避難されてきた方によるイベントでした。
もしかすると、重たい話かもしれない。。それでも行こう!と思い参加してきました。
『虹の子どもたちを救おう?石垣島からできること?福島での体験を交え、お話します』
福島の原発については、なちゅらる宇宙人さんのブログにも記載されておりますので、ぜひご覧下さい。
ツ黴?
最初は、なちゅらる宇宙人のくりんさんからのお話。
東電のこと。マスコミは取り上げないけど、実はこういう仕組みになっていると。
独占企業ですので、どうやったって儲かるようになっているんですよね。
でもね、ちょっと考えてみましょう。日本には素晴らしい技術があります。
原発に頼らなくたって発電する方法はあるのですが、
その技術は日本国内で使われることがなく、どんどん輸出されているそうです。
日本では活躍の場が少なすぎるのです。
これを機に国民が意識を変えれば、この流れを変えることができると。
計画停電をしたり、色々工夫して節電するのも大切。
ただし、「起きたことはしょうがないよね。電気がないと生活できないし。」と思うんじゃなくて
違った見方をしてみる。報道されていることだけじゃなくて、隠れていることも探ってみる。
ツ黴?なちゅらる宇宙人さんのブログに、たくさんのリンクが張ってありますので、どうぞ覗いてみて下さい。ツ黴?
私も知らないことがいっぱいなので、見てみようと思います。
石垣市でも、被災された方の受け入れを始めました。
就学支援を4月からします。石垣青少年の家での生活で、123人の受け入れが可能だそうです。
しかしそれは、子どものみ。えぇ、子どものみ!?
このニュースをきいた時、「こんなに遠く離れた地で、子どもだけでどうするの??」と思いました。
親も支援したところで、島では働き口が少ないというのも1つあるのかもしれません。
被災地にいて、余震で揺れるのは怖いかもしれない。でも、子どもだけって。
くりんさんが市役所に問い合わせたところ、市役所の方も困惑している状態だったようです。
実際のところ、財政的に厳しく、予算はいまだ未定だそうです。
ホームスティが可能な家は、ぜひ市役所に申し出て欲しいとのことです。
石垣島で何かしたいと思っている方、
チャリティーイベントをしてホームスティが出来る環境を支援するのも1つかもしれません。
ツ黴?
さて、ここからは今日の主役の登場です。
福の島ファミリーの皆さんです。
福島県福島市から被爆を恐れて、石垣島にやってきました。
お2家族です。小さなお子さんも、1人ずついらっしゃいます。計6名です。
地震の翌日、原発を恐れて、先ずは福島から会津に避難されたそうです。
何日かすれば、また戻ってこれるという思いでいたので、最低限の荷物だけ持って車を走らせたそうです。
しかし、事態は悪化するばかり。
友人や家族を頼って、長野諏訪大社、三重の伊勢へと逃げてきました。
何より、お子さんのことが心配で。この命を守らなければと、必死で逃げてきました。
コンビニの駐車場に車をとめ、そこで寝る生活。
途中、車の福島ナンバーを見て、声をかけて下さる方がたくさんいらっしゃったそうです。
それが励みになり、自分たちのことだけでも精一杯なのに
福島に残っている人たちを、何とか遠くに避難させられないかと
市やバス会社に何度も電話をされたそうです。でも、取り合ってくれなかったと。
不安の中、精神的にも体力的にも疲れ果て。
大人でこれだけ疲れているのだから、子どもはもう限界なはず。
伊勢に行ってもまだ、離れることのない不安から、今度は沖縄に行くことを考えました。
沖縄は風と海流によって、被爆の心配から守られるのではと。
沖縄のことを調べるうち、米軍基地の問題を親身になって感じたそうです。
ツ黴?
「石垣島について、ほっとしました」というところで、1曲目を歌って下さることに。
「みんな失ったけど、生きてりゃいいことあるよ?♪」という歌でした。
この福の島ファミリーの皆さんは、今までこういったライブ活動はしたことがなく。
音楽は好きで、ギターと太鼓はやってらっしゃったそうです。
このイベントのために結成されたらしいのですが、そうとは思えない。練習をいっぱいされたんでしょうね。
私は、最初の太鼓とギターの音を聞いた時点で、思わず泣いてしまいました。
すごくいい音色で、優しさに満ちていて。
こんなに大変な想いをされてきたのに、なぜこんなに笑顔でいられるのだろうと。
福の島ファミリーの皆さんは、みんな笑顔なのに、私が泣いてはダメだと必死でこらえました。
ツ黴?
石垣島に着いて、1日目はひとまずゲストハウスに行かれたそうです。
翌日、市役所へ。市営・県営住宅は、どこも空きがなく入れないとのこと。
市役所の駐車場で、そこにいた子どもたちと遊んでいたら、
たまたまある方と目があったそうです。そこで、勇気を振り絞って声をかけてみました。
事情を話すと、その方は「うちに来ればいい」と招いて下さったそうです。
そして、今もそこにいると。
「石垣島の自然は美しく、海で泳いで心の傷が癒えた」とおっしゃっていました。
最終目標は、福島に戻って復興させること。
「テレビでは、事態は終結に向かっているような報道があるけど、決してそうではない。
これからが本当の戦い。被爆する可能性があるから、逃げれる人が逃げてほしい」と。
「ガソリンがなくて逃げれない人もいるから、そういう人を助けてほしい」と。
「こんなことは、福島だけで終わらせないといけないんです」と、
イベントをするためになちゅらる宇宙人さんを訪ねたそうです。
「家族がいる、子どもがいる。子どもがいれば、未来はある」と。
彼らは福島のことを、福の島と呼ぶそうです。
最後は福の島、ハッピーアイランドの歌を歌ってくれました。
「力を合わせて福の神を呼ぼう、生んでくれた福島にありがとう?♪」
歌は、全部で3曲でした。確かにプロのような華やかさはないけど、心に響きました。
これからも依頼があれば、こういうイベントをなさっていくとのこと。呼んで下さいと。
ツ黴?
イベントが終わって、直接お話もさせて頂きました。
「石垣島はいいところで、海も綺麗だし癒されます」と、おっしゃっりまして。
私にも出来ることがありそうで、ツ黴?嬉しくなりました。
「これからは、ホタルが綺麗です」と言うと、「えぇ、ホタル!」と目を輝かせていらっしゃいました。
いつか、お連れできればと思います。
それから、衣服にもお困りのようでした。福島と石垣島では、気候が全く違うので持ち合わせがないと。
うちの押し入れの中を、探してみよう。何かあるかも。
ツ黴?
会場となったのは、大川にある カフェ・タニファさん。
入場料はなく、ワンドリンク制+カンパでした。
りぼうさん、めぐみさん、みことちゃん、友和さん、響子さん、そらちゃん。今日はありがとうございました。
そして、なちゅらる宇宙人さん、タニファさんもお疲れ様でした。
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