ホタル観察は「30分の短期決戦」。準備不足は命取りです

ツアー開始前に、ホタルの生態と夜の森の歩き方についてブリーフィングを受ける参加者

ヤエヤマヒメボタルは、日没後わずか45分間しか飛ばないホタルです。 その中でも、最もきれいに見られるピークの時間は30分もありません。

「駐車場が空いていない」「道に迷った」「準備不足で虫に刺された」…そんなトラブルで時間をロスすると、やっと着いた頃には光り終わっていた。そんなお話を時々耳にします。

石垣島も西表島も、ホタルが飛び交う名所が決まっているため「同じ場所に人が集中しやすい」特徴があります。 このページでは、混雑を避け、安全に楽しむための「準備と戦略」をすべて公開します。


「たどり着けない」を防ぐ!エリア別混雑予報

ガイドブックやサイトには「きれい」とは書いてあっても、「どれくらい混むか」は書かれていません。現地の実情を知っておきましょう。

■ バンナ公園(ホタル街道):GW・週末は「渋滞」覚悟で

市街地から近く有名ですが、週末やGWには100〜200名が集まります。

  • 駐車場の限界: 明るいうちに満車になり、タクシーの出入りも頻発します。とても狭い駐車場な上に道は片側一車線(路駐もいます)ですから、帰りは「ホタルが終わったのに車が出せず、レストランの予約に遅刻」ということは十分想定できます。
  • 急いで帰る人が続出: 前述の理由から、ホタルを「さっ」と見たら帰る人が多く、ホタルスポットの人の出入りに落ち着きがありません。
  • 撮影・子連れには不向き: 細い木道ですれ違いが続くため、三脚を置く場所はありません。振動で写真はブレますし、手すりの無い高さ1mの木道はお子さんと手をつないで歩くのも困難です。

詳しい現地の様子や写真はこちら ▷リンク:バンナ・於茂登と当社フィールドの違い

■ 於茂登岳・前勢岳:ネックは「車のライト」

観光客・タクシー・地元車が一本道の林道に集中し、ホタルの時間帯に20〜30台が入れ替わることもあります。

  • 光害で逃げるホタル: ホタルが飛び交う道を車が通るため、ヘッドライトでホタルが森の奥へ逃げてしまいます。特に4〜5月の混雑期はほとんど飛ばない日もあります(3月、6月は比較的狙い目です)。
  • すれ違いのリスク: 路肩には側溝があり、道幅は車一台分。暗闇でのすれ違いは危険です。ここへ行くなら、森の麓に車を止めて徒歩で30分ほど登る覚悟が必要です。

■ 野底林道(のそこ):最近人気急増中の「要注意」エリア

最近注目されているエリアですが、急斜面で細い一本道というアクセスの悪さは他所と変わりません。於茂登岳より人は少ないものの、バンナ公園以上のホタルが見られるポテンシャルがあります。

しかし、ここは「静かに見たい地元の方」が大切にしている場所です。以下のルールを守れない場合は行くべきではありません。

⚠️ 野底林道の絶対ルール

  • 明るいうちに到着・駐車する 野底林道でホタルが光る場所は複数ありますが、真っ暗な中を歩いて探すのは難しいため、駐車スペースに明るいうちにクルマを停め、その周辺を徒歩で探すことをおすすめします。
  • 「車を動かすのは、ホタルが光り終わってから20分後」 ホタルが光っている時間帯にライトをつけると、繁殖活動に悪影響を与えます。事前に広い駐車スペースを探してエンジンを切り、最後の一匹が光り終わってから「さらに20分待って」(余韻と繁殖を守るため)、それから車を動かしてください。

2026年シーズン混雑予想カレンダー

  • GW(4/27〜5/6): 全スポットが大混雑します。ただし梅雨入りの時期なので、雨が降れば人は減り、ホタルは増えるチャンスです。
  • 3月末〜4月6日頃(春休み): 家族連れ、学生の卒業旅行なども多く、GWに次いでとても賑わいます。
  • GW直後(5月中旬〜): 特大の穴場です! 人が一気に減り、ゆっくり見られます。
  • 4月中旬〜5月前半: 2026年のベストシーズン(数・密度ともに最高)と予測しています。

「都会の公園」とは違います。服装は「完全防備」で

南国の森には、蚊や、ヌカカ、ハブなどの危険生物もいます。安全・快適に過ごすための服装ガイドです。

推奨する服装

  • 長袖・長ズボン: 虫刺され防止のため、肌の露出は極力控えてください。薄手のパーカーなどが一枚あると便利です。
  • 歩きやすい靴(スニーカー以上): ヒールやサンダルは厳禁です。暗闇で木の根につまずいたり、ハブに噛まれたりするリスクがあります。

⚠️ 「ヌカカ」をご存知ですか?

ヌカカは体長1mmにも満たない小さなハエの仲間で、蚊と同じように人の血を吸います。吸い跡がくっきりと赤く残るため、肌の露出を抑えましょう。

※アレルギー体質の方はご注意ください 石垣島のヌカカは、ほぼ99%と言えるほど重篤な炎症などは起こりにくいと言われていますが、極稀に激しいかゆみや水ぶくれなどができる場合があります(過去15年で1例=お一人だけ、そうした症状が出たというお話を伺いました)。 これは、ジェット気流に乗って大陸から飛来する「外来種のヌカカ」に起因する可能性があります。


鑑賞中の「やってはいけない」

  • スマホ・懐中電灯NG: 「ちょっと足元を…」とライトをつけた瞬間、周囲の全員が眩惑され、ホタルは森の奥へ逃げます。スマホの画面の明かりすら、暗闇では強力なサーチライトになります。
  • お子様の手を離さない: バンナ公園の木道などで、人混みに押されてお子様が見えなくなり、親御さんが名前を叫んで探す…という光景が毎年あります。暗闇に慣れていないお子様はパニックになりやすいので、必ず手を繋いであげてください。

自力での脱出は諦めてください(緊急時の対応)

於茂登岳や前勢岳の側溝にタイヤを落としてしまった場合、無理にアクセルを踏むと状況が悪化します。

🆘 困ったときの連絡先 NRS琉球(レッカーサービス)

行き交う車のためにも、ホタルのためにもライトは消して、静かにレッカーの到着をお待ち下さい。

⚠️ 重要:レッカーを呼ぶタイミング ホタルエリアは帰りの車で非常に混雑します。 すぐに呼びたくなりますが、レッカーの大型車が入ってくることで、狭い林道でさらなる大渋滞を引き起こす可能性があります! 周囲の車がいなくなってから(ピークが過ぎてから)レッカーを呼ぶ方が、脱出できる時間は結果的に早くなるでしょう。


混雑・リスク・準備…すべて解決済みです

ここまで読んで「準備が大変そう…」「運転が怖そう…」と思った方へ。 私たちのツアー(専用フィールド)なら、これらの問題をすべて解決できます。

  • 混雑知らず: 1日20名様ほどの人数制限。隣の人とぶつかることはありません。
  • 車のリスクゼロ: 一般車両通行禁止のエリアです。光害も、側溝に落ちる心配もありません。
  • 迷子ゼロ: 駐車場から徒歩5分。一本道のL字ルートで、ガイドが常駐しています。お子様や同行者とはぐれてしまった、怪我をしてしまった、ということはこの15年で一度も起きていません。

他の場所では数百メートル歩いて探すホタルが、うちでは80mの区間に視界を埋め尽くすほどの数が凝縮しています。 「人で見えなかった」「車の光で逃げた」という失敗がない、約束された夜へご案内します。

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