この植樹の取り組みは3年計画で進められ今年で3回目。
今、世界中でサンゴ礁が大規模に減っています。サンゴがなくなると私たちの生活が荒みます。私のようにサンゴがある場所に暮らしている人だけでなく、都会や北国に暮らす人もそうなってしまいます(その理由は別の機会にお話します)。私たちは大急ぎでサンゴ礁を守らなくてはなりません。
木を植えることは確実にサンゴたちの助けになるんですよ。10年以上前からこつこつ一人で木を植えてきましたが、3年前からコンビニのローソンさんらのご支援をいただいて、今では年に1回、木を植えるイベントを開催しています(本当に感謝です!^^)
今年はコロナの影響で社会情勢が大きく変わり、このイベントも開催できるかどうか不安だったのですが、様々な条件をクリアしながら「何とか開催しよう!」と関係者みんなで力をあわせました。
樹木・環境ネットワーク協会さんから、ローソンさんのご紹介と開催のご挨拶。
そして、ガイドあきらがなぜ木を植えることがサンゴを守るのか、いつものようにちょっと熱くお話を。
その後は早速作業開始です。
今日は夏日です。バックの雲がとってもいい具合に夏を語っていますね。とーにかく暑いのです!
人数が多いので2班にわかれて密にならないように作業します。1班は、昨年植えた場所の草刈り作業から。
4月に草刈りをしたばかりですが、梅雨の雨の多さに雑草も牧草も、大〜きく伸びて前回植えたシナモンを覆っています。
植樹エリアはこんな感じ。海まですぐの場所。
左の茶色いエリアは、数日前からガイドあきらが草刈りに勤しんだ場所。木を植えやすいように予め整備しておきましたが、右の緑の部分は去年植えた木があって機械で草刈りできないので、これを手作業で刈り取ります。
もう一班は植樹。草刈りされている場所に植えていきます。
みんなが「晴れますように」とお祈りしてくれたおかげでしょうか。超〜いいお天気!
改めて写真を見直すと、木を植えることって笑顔が増えることなんだなと思います。
10〜20分おきに休憩をはさみます。その間、子どもたちは虫取りに勤しんだり、突然あらわれたセマルハコガメに夢中になったり。おとなの方は木陰から植えた苗をぼーっと眺めている方も。
今回の植樹ではローソン緑の募金(コンビニのレジ横にある募金箱に入れていただいた善意)から苗代などのご支援をいただきました。
スタッフ含め40名を超える参加者が集まり、みんな一同に木を植えて。上から見るとまだ草原ですが、足元の小さな苗木が見えるでしょうか。
3年後にはこんなふうに小さな林になり 6年もすれば森になるでしょう。
これは2018年に植えた木々。私の身長を超えたものもあるので、もう少ししたら間伐しなきゃ。
イベント終了後にはスプリンクラーを設置してすぐに散水します。木々も待ちわびていたでしょうね。
木を植え終わり、一通りの片付けがおわると皆さん次々に帰られます(地元の人たちむけのイベントでした)。
車を見送っていると「サンゴを守るために木を植える意味、よくわかりました。最初のお話もすごくよかった」と車の中からのお声がけいただきました。
実際に汗を流してみんなで植えたのでお話がぐっと体に入ったのかもしれませんね。とっても嬉しいです。
「感動しました」と言う声や、
「草刈り作業など今後も参加したい」と言うお声も。
凄いですよね。感動した、って言っていただけることってそうないじゃないですか。
木を植えることは、海にとって良いのはもちろん、この先の未来を自分たちの手で造ることだと思います。
今後、どんなふうに森ができていくか楽しみにしていてくださね。
企業や団体、学校、もちろん個人でも木を植える体験ができますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
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