夜風が心地良いホタルツアー。

お久しぶりです。ガイドのあきらです。6月も毎晩ホタルツアーを開催しています、が、引越などをしていたためブログが全然更新できず…だいぶ久しぶりの書き込みです。今夜もホタルを見に行ってきました。今年は少し早くシーズンが終わってしまいそうで、100匹ほどのホタルたちが飛び交っていました。

まずは暗い道を歩きならが、熱帯の植物の話などをしてホタルが光り始めるのを待ちます。生きものたちは皆時間に正確で、今日も3分とずれずに光り出しました。

するとすぐに、「真上を飛んでくれるの？ありがとー！」という嬉しそうな声が。薄暗い森の中でも、お客さまの笑顔が声で伝わってきてホッとするのです。

「今日お昼を食べたお店にホタルの写真があって、本物よりきれいでびっくりしたけど、写真を何枚も重ねて撮ったものだからホタルが沢山いるように見えるものなんですってね。あれは、本物の景色とは違うものなんですね」自分の中ではそれが大発見でした！と喜んでいるお客さまも。そうなんです。背景の写真にホタルの写真を重ねれば合成が出来るんですよね。最近はそんなのばっかりです（が、私は調査もしている関係で、合成は一切してません。面倒だし（笑）
1回のシャッターでホタルを美しく撮るテクニック

今年は梅雨が全然雨が降らずに毎日暑い日が続きました。そのせいで、ホタルたちの数は例年の1/3〜1/4程度。お客さまは、「ホタルは6月初旬までと聞いて、正直言うと見れないかと思ってたんです。だから見れてよかった！　」　

「とても神秘的で幻想的…。いい一日だな…」「自然に感謝ですね」と、優しい声も聞こえます。「申し込んでよかった」というお客さまの声に、私の口元も緩んでしまうのです。

「ほんとに、自然って凄いなって思いますね。（ガイドの）話をきくと、自然のこと全てに意味があるんだなって。命の連鎖って、生きるって凄いな！って、思いました」と、ホタルやホタルが棲む森を通して自然界のつながりに気づかれた方も。

昨夜と続けて二晩いらしてくださったお客さまは、「今日の方が多いね」と嬉しそう。写真を撮りに来られた方でしたが、キレイ獲れているといいな。
残り短いホタルのシーズンを沢山の方に楽しんでいただきたいと思います。今日もありがとうございました。