午前中のちょっとした空き時間、森にコーヒーを飲みに来ました。
私のお気に入りの場所を紹介します。
この場所には、よく1人できます。
考え事をしたいとき。森のことを知りたいとき。何かに疲れた時。コーヒーが飲みたいとき。
私が座る場所は、いつもおなじ。
なんとなく落ち着ける、川縁の小さな砂の斜面。
雨の日はここでタープをはるので、イヌビワの木の裏にタープを支える木をおいています。
この木は丁度1年前(3月末)にここにおいたもの。1年もすると木がダメになるけど、
全然いたんでなかった。まだまだ使える!
ここに腰をおろして、バーナーを出して火を付け、
目の前の川の水を湧かして、コーヒーを淹れます。
このヤカンとは、もう15年のつきあい。
バーナー(湯沸かし)も、ここ6年 故障していない優秀なもの。
あちこちの山で沢山のお湯や食料を湧かしてくれています。
コーヒーのしたくは、まずネルを煮沸するところから。
このネルは友達の手作り。組み立てるたびに友の顔が浮かびます。
がんばってくれてる道具たち。使い続けると愛着がわいてきて、
ずっと使い続けたいなって、思うし、壊れても治そうって思う。
キリマンジェロ。
別の友達がくれた豆。これも、森に行くときのためにだいじにとっておいた。
おいしいんだ。
森の香りは、土の匂いや枯れ葉の匂い、苔の匂い。
いろんな匂いを水が膨らませている感じ。
そこに、コーヒーの香りが混ざっていく。
水は、どこまでもずっと、透き通っている。
この水が、コーヒーにかわり、私に変わるんだ。
コーヒーに映り込む森が好き。
いつも撮っちゃう。
苔をまとった石が、そこらじゅうにおちている。
何種類もの苔が、そこかしこにある。
素敵な場所。
コーヒーを飲みながら森を見回す。
空は見えないけれど、太陽の温かさを感じる。
シダの葉にも、
生まれたての双葉にも、
森たち全部に、太陽が力をくれている。
そう、うちらにも。
こんな時間のすごしかた、しませんか?
森ツアー、もうすぐ始まりますよ〜。
あきら