りんぱなでは、今夜もホタルを見るナイトツアーを開催しました。
今日は、15名のお客さまをご案内。わいわいと森の中を進みます。
先日もホタルを見に来てくれたご家族の方が、今夜も参加してくださいました!
お子さんたち、よく焼けてましたね〜。天気よかったからなー!
別の方で、竹富島に宿泊する予定でいたところ、民宿で読んだ雑誌に、
りんぱなのホタルツアーの広告が出ていて「見たくなって!」急遽石垣島に戻って
宿を取って参加してくださった!という方もいて…ありがとうございます!
昼真とは風が変わり、ホタルを見る場所にも、風が舞い込みはじめています。
明日から天気が崩れる予報が出ていたので、その前触れでしょう。
空は残念ながら、曇り空。星は見れないかな….。
そんな事を考えながら、森の奥へと進みました。
暗闇を歩く非日常のナイトツアー
日が落ちて、あたりがだんだんと暗くなります。
森の奥の方は完全に暗闇に包まれ、ホタルの場所につくと、既に数匹のホタルが光っています。
「光った!」「ほんとだ。こっちも!」
ちょっと遠慮気味の皆さんの声が、風にのって聞こえてきます。
夜の森って、なぜか小声になってしまいますよね。
風の無い日には私たちのすぐそばに来てくれるホタルたちも、
今日は風に飛ばされないように草むらの中を飛んでいます。
一生懸命、メスを探して飛び交う雄のホタルたち。がんばれって、思う。
数十メートルの道の端から端まで、数百匹のホタルがキラキラと飛び交います。
ホタルが光り終わったら、星空が見え始めた!
さっきまで曇ってたけど、まさか星は見えないよな〜と思いながら進むと、
北斗七星がばっちりと目に飛び込んできました。
ホタルを見つつ、森の奥まで進むと空が見える広場があって、
ホタルのあとはそこで星空観察(観望)。
みなさん、言葉を失ったように星を眺めています。
星を見ながら、ちょこっと感想をお伺いしました。
「この場所に来て、ノスタルジーというか、昔を思い出した。私の田舎も負けてないなって」
そう語って下さったお客さまがいて、小さいころは家の周りにも沢山のホタルがいたそうです。
今はもう見れないけど…って、ちょっと寂しそう。
「普通の観光とは違って、暗闇を歩いたり、生き物の声を聞いたり。すごく新鮮!」と
非日常な、このツアーそのものを楽しんで下さる方もいらっしゃいます。
自然の、野生のホタルを見るのは初めての方もいらっしゃいました。
星がきれいなので、帰りはちょっと時間を遅くして、
星をゆっくり眺めました。
「(空を見上げすぎて)首が痛くなっちゃった」という方も^^
いくつもの流れ星が通り過ぎていき、そのたびに「あぁっ!」と声が漏れます。
最初はどんよりとした曇り空でのスタートでしたが、最後にはちょっと雲はあるものの
このような美しい星空が見れて、本当にラッキー!
思い出に残る度になったのではないでしょうか。
私も、久しぶりに見る満天の星空、しっかりと心(とカメラ)に焼き付けました。
皆さんと一緒に見た星とホタル、忘れません。
ありがとうございました!
(あきら)