事務所でパソコン仕事をしている時、ふと外を見ると空の色が薄いのです。何だかサングラス(PLフィルター)をして見ているような色合いにも見えます。
それになんだか暗いのです。時計を見るとまだ17時台。日没は19:40で、しかも今日は1年で一番日が長い夏至(げし)の日。
え。え?
目がやられたのかと思いました。露出の調整ができていないのかと。でもパソコンに目を戻すと普通の色合いだし明るさもいつもどおりに見えています。
外を見ると、…やはり薄暗い。
そして、何だか妙に静かです。セミもヒヨもカラスも鳴きません。
まさか。と一眼レフを手に外に出てみると、やっぱり!
カメラを目一杯絞ると おぉぉ!こんなに欠けてる。
前回の日食は2012年。確か金環日食で、分厚いサングラスをかけたかと思うほど空が、世界が暗くなりました。あの時もセミが鳴きやみ、アカショウビン(夕方に鳴く)やフクロウも鳴き出したんです。
今日の日食、実は我が家にはテレビも新聞もないので知りませんでしたが、でも知らなくとも今回のように鳥や虫たちが教えてくれる。私にはそれで十分です。
18時頃にはヒヨドリやカラスがいつもどおりに鳴きだし、フクロウも鳴き出し。フクロウは…なんで鳴いたんだろう。暗さに気付いて鳴くならもうちょい早い時間に鳴くだろうし。夜にはまだまだ早いし。
ねぼけてたのかもしれませんね笑
その後、お店の下の海へ。穏やかな水面にユウナの花が浮かんでいました。ぷっくりと水をのせてどこに流れていくのかな。
静かな夕暮れ。穏やかな時間が過ぎていきます。夏至を過ぎ、明日からは1日一日と日が短くなるんですね。毎日を大切に。自分を大切に過ごしていきたいです。