2019年冬、石垣島でサトウキビの収穫がはじまりました

南国、石垣島ではさとうきびの収穫が始まりました。さとうきびの収穫は12月の20日前後から始まり、年によっては4月の終わりごろまで続きます。

収穫の方法は2種類あり、手刈り(鎌や押切りなど刈り取る)か、機械刈り(ハーベスター)です。

今日、事務所までの帰り道で機械刈しているところを見かけました。ハーベスターと言う巨大な機械を使い、さとうきびを巻き込むようにして収穫して行きます。

動画のように、刈り取られたガラは空へと飛んでいき、重たいさとうきびの芯はトラックへと積まれていきます。葉がらはそのまま畑の肥やしになりますよ。

畑には沢山の虫や小動物(トカゲなど)がいますから、それを狙ってシラサギや、時にはカンムリワシもが畑に降り立ってご飯をさがしています。

秋植えのサトウキビ

さとうきびは植え付けから1年半から2年かけて収穫されます。短いものは今年の秋口に植え付けられたもの。奥の長いものは今年の春に植え付けられたもの。

そして、収穫の頃には背が高く伸びきって花が開きます。
さとうきびの花を見たことがありますか。さとうきびはイネ科の仲間です。ですからお米やススキのように歩が伸びていきます。この花が咲く頃がさとうきびの収穫時期。最も甘みが乗る時期です。

サトウキビの花

製糖工場で黒砂糖の巨大な塊(原糖)に加工され、名古屋や千葉などに出荷されて、上白糖へと加工されていてます。

おじーおばーたちが作った砂糖が皆さんの食卓に上るのはいつ頃でしょうか。明日の朝食は、沖縄の景色を思い出しながら作られてはいかがでしょうか。

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