今日は休日、を返上して1日おしごとなので、朝くらいちょこっとのんびりしようと、ハーブたちに肥料を入れてきました。
我家の生ゴミのほとんどはここ、雑草置場で処理されています。その方法もとっても簡単で、枯草の山の下を掘って、生ゴミを埋めて草をかけるだけ。その後は虫やミミズたちが食べてくれます。
最初、この場所に枯草を集め始めた頃(2016年、大量の草を積んで子どもが跳ねて遊べるほどの草のトランポリンを作ったのがはじまり)は地面が白っぽい石灰岩の土でした。
最近は、ご覧の通り真っ黒の腐葉土です。刈り集めた数100Kgの草と日頃の生ゴミが、こんな風に土に還っていくんです。
最近は休日にカンパーニュを焼くのが恒例で(隣のレストランで販売しています)、その中にローズマリーを入れると美味しくて。
2月末、ローソンさんたちと植樹をした場所にローズマリーを植えました。日当りも良く、風当りも少なく。さっきの腐葉土はこうしてハーブの根元に入れていきます。
日の出の頃から作業を始めたら、終るころは一面に朝露が。サンダル履きで来たから帰りは指先が涼しく感じます。
こんな光景を見せたいな。
お店の前のミントにも。
このミント、最初はたった3本を挿木しただけなんですよ。腐葉土を入れる度、ぐっ、ぐっ、と伸びてきました。
土いじりをしていると、ハナサキで「ねぇねぇ」と突っついてくるうちの犬。暇なら手伝って遅れ。
この腐葉土を作るのは虫などの土壌動物たち。
土壌動物の面白さを教えてくれたのは祖父でした。と、いっても、中学生の時にNACSJの本を一冊、「面白いぞ」と、渡してくれただけ。
今思うと、祖父は その”面白い”の意味を、12年かけて森や海に誘う中で体験させてくれていて。今まで点でしか無かった私の経験が、その一冊の本を読むことで次々とつながり線になり。今、こうしてガイドをする原点になったのかなと思います。そんなことを考えた朝でした。
やっぱり陽が昇るといいですね。それだけで心が軽やかになります。さ、今日もいい一日になりますように!
ちなみに、キャンプや焚火をしたことがある方なら、湿った薪が燃えないことはよくご存知のはず。
生ゴミなど、水気の多いごみを燃やすのって、どうやりますか。普通簡単に燃えないじゃないですか。海外だと太陽高の増幅で乾燥させてから燃やすプラントなどもありますが、日本はとっても原始的。
大量の燃料(重油=ガソリンのもとみたいなもの)をかけて燃やすんだそうです。燃料を節約するためにビニールゴミ(元々重油から作られている)も一緒に燃やしちゃう市町村もあります。ビニールも燃やすなんていいの?!そう思う方もいるかもしれないけど、水水しい生ゴミなんて簡単には燃えないんです。
日常生活のゴミを燃やすことは大量の排気ガス(Co2)を放出させること。温暖化を益々促進させることなんです。私がゴミを埋めるのには、少しでもそれを抑えたいという気持があるからです。
だってサンゴを植えたり、木を植えたりいろんなコトしてるわけで。自分で出すゴミくらい、自分で処分しなきゃって思うんです。皆さんも水気をしっかり切ってからゴミ出ししてみませんか!