行きたっかたあの場所に

心地よい風が吹くなか、リピーターのH様をカヌーツアーにご案内しました!

アキさん(@rinpana)がシェアした投稿

Hさんは、旅程が決った頃から「りんぱなのインスタで見た場所に行きたい!」とリクエストを頂いていたので、いつものカヌーツアーとは別ルートを辿って、憧れの「湾北(わんきた)」へご案内しました。(上の写真が私たちが通称「湾北」と呼ぶエリア)

ゆっくりゆっくり進んでいくと、アジサシが元気よく羽ばたいていました。

このアジサシは、弊社りんぱなのロゴにもなっている、私たちには馴染みの深い鳥。
例年、5月末頃にこの場所に渡ってくるのですが、今年も同時期に彼らの姿を確認できてスタッフはホッと一安心です(オーストラリアから渡ってきているとの説もあります)。

夏の間に出産、子育てをし、夏の終わりにはヒナが巣立ちを迎えます。そして、いくつかの台風が去った後に、また遠くの海へと渡っていくのですが、今年もその様子を見守っていきたいと思います。

カヌーを進めるにつれ、海の色が深い碧色へと変わっていき、なにやら水面にプカプカ浮いているものを発見しました。
流木かなと思ったら、黒いビニール袋!よーく見ると袋の影には小魚たちが身を隠すように泳いでいました。

ルートの合間には、残念なことにビニール袋やプラスチックのゴミがいくつも漂っています。
このゴミ、ウミガメや魚、海鳥たちが「餌」と間違って食べてしまうこともあるのです。胃袋に入る都取除くことはできないため、出来る限り海の上を漂っているゴミを見かけたら拾うようにしていますが…拾っても拾っても終わりがないのが現状です。

ちなみに、今年の2月、ネットを見ているとこんな記事が目に飛込んできたのでシェアします


参考
73%の魚の胃からプラスチック

この小魚たちの様子をみながら、頑張って大海原を渡っている姿にがんばれーという気持ちと、ゴミに隠れている姿に複雑な気持ちになりました。

憧れの場所へ!

風を読みながら、目的のビーチに到着!
H様も温めていた想いを達成できて、嬉しそう^^

ビーチコーミングしながら休憩した後、再び出発!!

帰路では、カツオの群れが小魚たちを追いつめて、水面を勢いよく飛び交います。その様子をどこで見ていたのか、次第にアジサシまで集まって一気に海の上が賑やかに! あーカツオ釣りたい 笑

今回のルートでは片道1時間程漕ぎました^^海の条件が良かったからこそ行けるルートですが、その場限りの自然との出会いがたくさん詰まったツアーになりました。

(今日は海は穏やかでしたが風が強い一日でしたね。吹き続ける北西(地図の左上)の風は、私たちを右へ右へと推し進めようとして、それを補正するために、目的地よりもずっと左の半島を目的地に設定して進みました。右ばかりを漕がなきゃいけなくてちょっと大変でしたが、上の写真の通り理想的な航路を描いていました。追記:あきら)

H様いつもありがとうございます。
次も一緒に自然の中で素敵な出会いを楽しみましょうね!

ハワイのお話もまた聞かせて下さいね!
ロミロミもできたらやらせて下さい^^

ちえみ

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