「ホタルの光に囲まれる経験なんてなかなかできないですよね」

ブログのタイトルは、お客さまのひとこと。文字通り、私たちは今夜ホタルに囲まれてきました。日が沈み、風が止み、ホタルが舞い、私たちは12人のお客さまと、森の中で穏やかな時間を過ごしました。

今日は本州も大荒れのお天気だったようですね。昼後に見た天気図では発達した低気圧と尾を引く長い前線があって、気圧は一時974hpaに落ち、もうそれは台風とさほど変わらない吹き荒れようだったでしょう。九州で地震に見舞われた方は勿論ですが、この低気圧の被害に遭われた方の一早い復旧もお祈りしています。

私は、棚引く前線を前に、ホタルスポットに風が吹き込まないかも心配していました。今夜行こうと思っている場所は、ホタルが沢山いるお気に入りの場所なのです。でも、風が強まると、ホタルたちは風に飛ばされまいと下草の影に隠れてしまうのです。

今夜は曇り空の石垣島

でもホタルたちが光り始めると、不思議と風が穏やかになります。そして、最後には風が止み、穏やかな夜の時間がやってきました。

ホタルを見ていると、お客さまの嬉しそうな声が聞こえます。「(人口的にじゃなく)自然でこうなる所が凄いよね!」「小さいのに明るくて、凄いね。もっと淡い光かと思ってた

島の森で、ホタルたちが光り始めた。

「今日の出具合はどうですか?」と、嬉しそうな笑みをうかべたお客さま。今夜も7〜800匹のホタルたちが乱舞する夜。月明かりが明るい日にしては、これだけ光り輝くのは凄いこと。

石垣島のホタル

神秘的な気分になりました。こんな思いをすることは、今までの日常で無かったです」、「生まれて初めてホタルを見たんですが、それがこのホタルでよかったです」お客さまみんなに、そんな声をかけていただけました。このホタルの力はすごいと思います。

最高潮のホタルツアー

「あんなに見れると思わなかった。また来たいけど、いつ来れるかな」という方も。

ツアーの最後、お見送りを終えるときのこと。ツアー中、あまり会話をしなかったお客さまが別れ際に「また来年もお願いします」と一言お言葉を書けてくださいました。私から積極的にお話ししなかったので楽しんでいただけていたかな、と実は不安な気持ちもあったのですが、最後の一言に、何といえばいいのでしょう。心救われるたというか。兎に角、嬉しかったですね。あの優しい笑顔は忘れません。もちろん、今日お会いした皆さんの笑顔もですよ。ありがとうございました。

自然災害で被災された方々を前に、どうツアーを開催するか

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