今日は分厚い雲に覆われた森の中へ、ホタルを見に。森全体が雲に包まれてる感じで、こりゃいっぱいいるぞ!って期待して行ったのでした。
車での途中の景色も素敵です。霧に包まれた島に、柔らかな夕陽が沈み行きます。
森の中では湿度計は98.5%、気温は24度。気持のいい温度です。
ホタルを見る前に、少し森の中を散策した。植物を見て、生きた化石を探して、咲き始めたばかりのクチナシの花の香りをかいだり。すると、遠くからアカショウビンの声が聞こえてくる。
海を越え、今日この島にたどり着いたばかりのアカショウビンたちの声が、山の谷間にこだまする。それが何とも心地良い。あぁ、やっとこの季節が来たなって嬉しくなる。
他にもホタルを見に来ているガイドたちがいて、彼らはまだホタルが光っているうちに、いそいそと車で去って行き、ぼくらはその後ろ姿を見ながら、静けさを取り戻した森の中でのんびりと星を見ました。辺り一面の曇り空だけど、僕らの真上だけがずっと晴れていてシリウスが見えています。のんびりお話しをしながら、そして、ようやくホタルが光り終わるころにゆっくりと森を後にしました。今夜のホタルも素敵だったなぁ。この光がいつまでも美しく光り輝く森でありますように。