今夜はホタルだけじゃなく、熱帯雨林の中で眺める満天の星空も、めちゃくちゃキレイ。森の中でゆったりした時間を過ごしたホタルツアーでした。
次第にあたりが暗くなってアカショウビンやフクロウが鳴き出し、ホタルが光り出しました…!
湿度が高いからカエルたちも大合唱。5種類のカエルが鳴きごえに「凄いね、本当にジャングルみたいだ」って声も聞こえます(本当にジャングルです!w)
湿度が高いから、3センチくらいの小さなオカガニ(メス)が地面を歩いていました。
それを手にした3歳の子が、5ミリくらいの小さなカニのハサミに挟まれて…
「いたかった〜」って、とてもびっくりした様子。
お母さんも「それも良い経験」って言っている。
ホタルを小瓶にいれて見せてあげると無言で夢中になって見ていて、、
もうすっかりカニのことは忘れている様子。
このホタルは日本で一番小さいヤエヤマヒメボタルというホタル。
このホタルのメスは中々見つからないけれど、見つけ方があって。今夜も、米粒ほどの小さなホタルの交尾が見れました。すごくすごく珍しいことです。
ホタルの数は、昨日よりちょっと増えていて、180匹くらいかな。これから日を追うごとに増えていくでしょう。
「幻想的ですね。いい時間でした」
「はじめてのことばっかりで感動した」
「ホタルいいっすねぇ。本当によかった」
「あんなに強い光を放つとは」
「海だけじゃなく山も来たいと思ってたけど、まさか山の中でホタルまで見られるとは!」
「星がすごく近くて、ホタルもそうだけど全部感動した」
みなさん、今日のホタルの感想を口々に。とても嬉しそうでした。
お客様と別れた帰り道、大きなカニが車道を歩いていて、車にひかれないかヒヤヒヤ。でも、星が素敵だから思わず写真を撮ってみる。でも集合写真とは違って、全然撮るのに気合いが入らないから、カニもぼやけてしまった。
巨大なオカガニのオス。ここまで大きくなるのに、どれくらいかかるのだろう。ちゃんと調べてみなきゃ。
そのまま車を走らせると、今度はヤシガニが。「ヤシガニは美味しいの?」と聞かれるけど、スカベンジャー(生き物の死骸を食べる動物)なので、「ん〜、どうでしょう…」絶滅危惧種なのもあって私は食べたことないけど。
夜の森、、だけでなく、夜の「島」には沢山の生き物たちで溢れています。昼間もそうであるように、元々自然豊かな場所を人が切り開いて道路にしているので、いろんな生き物が、私達と同じように道路を利用しています。安全運転しましょうね〜。そうすれば、人も動物も安心かな。
今夜もホタルも、いい時間でした。皆さんと一緒に見れたことが嬉しいです。ありがとうございました!(あきら