スタッフちえみは、ハワイのマッサージ ロミロミを習っています。
それを教える先生(クム)が、石垣に遊びにきてくださいました。
沖縄でロミロミの講習会をするので、時差ぼけを治すためにと数日の滞在です。
「クムは薬草に詳しいし、植物を見たいと思う」というちえみの話を聞いて、植物が好きなあきらは「んー。じゃぁお会いしてから決めよう」とご案内する内容を当日決めることに。だってお話してみないと感じもわからないしと、いつもの感じ。
クムとお会いした感じから、よーしココとココに行って〜と車の中で行く場所を考えます。森や集落近くの小さな森で島の植物をおみせすると「おー!石垣にもあるんだー!」って反応があちこちで。
薬草が好きなら、山に行くよりまず民家の植物かなと思ってご案内したんですが、喜んでいただけたようです。バナナ、パパイヤが普通に庭にあるのは、ハワイと同じなんだって。いいな。ハワイ行って見たい。
他にも庭木や食べる植物は似ているけど、建材(イヌマキ)はハワイにはなかったり。石垣を見て「私の祖父はサンゴの石で教会作ってたよ」とか面白いお話を聞かせてくださったり。
ちょっと移動して地元の植物が沢山有る場所で
「この植物は似てるのがハワイにもあるよ。実が似てる」というのは
テリハボクCalophyllum inophyllu(方言名:ヤラブ)ヤラブの種子は海流分散するので、遙か昔に海を伝ってハワイに行ったのでしょう。
「ハワイのポリネシア人は台湾から来た人もいたんだよ」という話も。台湾は直ぐ近いし。きっとつながりはあるんでしょうね。(そういえば、先日、ホクレアも出発しましたね)
「この植物は炎症をおさえる」「この植物は….」「これはハワイにないなぁ」クムはどの植物も学名を教えてくださるので不思議に思っていたら、大学で植物(薬草?)を教えてるんだって。大先生じゃん。めっちゃラフに会話してたけど。
植物つながりで神聖な場所も見せていただきに行きましたが、祠を見て「これは漁師の祠じゃないかな」と先生がポツリ。あきらは、それを聞いて海に関係する神様だったことを思い出します。すごいですよね。書いてあるわけでもないのに、雰囲気だけで海の神様と解るとは。
石垣島の植物を、ハワイの先生から学べるっていうのは、思い返すとすごいですよね。海(や空)でのつながり、地球の上ではみんなつながってるんだなって、強くつよく感じました(中々都会の生活では感じられない感覚かもしれませんね)
日中は植物を見て、夜はホタルを。
ホタルを見た先生は
「自然に近づけたような気がしたよ」
「自然の中であんな経験をすると教会にいるような神聖な気持ちになれる」
って。嬉しいですね。
ハワイにはホタルがいないそうで、先生は人生で2度目のホタルだと言っていました。スキップするようにホタルをおいかけては、帽子で捕まえて嬉しそうに見せてくれて。優し〜〜い笑顔の、とっても素敵な先生です。
次はハワイでお会いしたい。
いつ行けるかな。
あきら