懐かしの 金城商店
- 2010年 7月21日
- カテゴリー : あきらの日記 . 明のお気に入り
- 投稿者 : あきら(りんぱなのガイド)
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川平の上集落の細い路地を入ると、
いつも扉が開いていて、
だーれもいない商店がある。
看板もなく一見して商店には見えないのだけど、
地元の人のために開けている温かさを感じる。
引き戸の左側にはアイスと氷が売ってて、
右側はジュースの冷蔵庫。ジュースと一緒に、
店主のおばぁの食材なんかも入ってる。
棚にはソーセージ、つまみ、パン、日用雑貨が少し。
以前は、パックのかき氷(80円)の種類が色々あった。
僕はその中でもぜんざいが好きだった。
(かき氷の真ん中にあずきが乗ってて、
全体に蜜がかけられてる)
お店に入ると、遠くでチャイムが聞こえる。
お店の勝手口の奥はおばぁの家になっていて、人が来ると家でチャイムが鳴るようになっている。
以前から比べると、チャイムが鳴ってからおばぁがお店に来るまでの時間が長くなった気がする。
昨日も中々出てきてくれなかった。ひょっとして、寝てるのかななんて思っていると
「熱いねぇ。ひどい暑さだねぇ」
草履を引きずりながら、かったるそうにおばぁが出てきた。
「毎日、あんまり熱いですねぇ」
なんて言いながら、世間話をしていた。
「あんた、(うちに来るの)初めてじゃないねぇ」
「うん。前はよく来ていたけど。最近は久しぶりかなぁ」
「見たことがある気がするよ」
仕事帰りに、80円のアイスを買って、
日陰にとめた車の中で食べた。
今、マンタツアーで乗せて貰っている船長のお店で遊んでいたとき、
よくここで氷ぜんざいを買って、食べていた。
帰ってから食べようと、事務所の冷蔵庫にパインを入れておくと、
気づいたら船長が船の上でそれを切ってお客様に出していたりして。
あのときは指をくわえて「僕のパインなんだけどなぁ」なんて
思ったなぁ。と、ふとそんな事を思い出した。
あの時も、とにかく蒸し暑い昼下がりだった。

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