石垣島北部の海辺で貝塚を発見。昔の遺跡?

波にのまれる犬

今日は北風がとても強い一日。まるで台風のさなかのように、大きなうねりが外洋を白く彩っていました。朝から草刈りに勤しみ、今日刈りたい場所は全て終わったので、夕方は犬を連れ、いつもと違う遠くの浜へ。

海岸で見つけたキクメイシ科サンゴが埋没した岩盤

この浜にはビーチロック(砂やサンゴからできた岩)があって、キクメイシ科のサンゴが埋もれています。

写真のつま先が向いている先にある丸い岩が「キクメイシ」の仲間のサンゴ。このサンゴは水まんじゅうのように半球状に成長するのに、なぜこんなにもきれいにスライスされているんでしょう。しかも、2つとも同じ高さで。裏返して埋もれた?波の力で削れた?想像が膨らみます。

キバアマガイと見られる貝塚2

歩いていると、キバアマガイの殻が大量に落ちている場所を見つけました。よくよく見ると、、貝塚のようです!

時々シャコガイやマガキガイも落ちていますが、量で見ると9割以上はキバアマガイです。確かにこの浜(ビーチ)は周辺の浜と比べて最もキバアマガイが多い浜。今でも拾おうと思えばいくらでも拾えます。

キバアマガイがたくさんついた岸壁

生きているキバアマガイ。岩などにびっしりとついています。貝なのに海に入らないところが何だかかわいらしいですよね。

僕も、20〜30センチくらいの魚が捕れた日には、この貝を10こくらいいただいて帰ります。帰ったらまず魚を処理(うろことハラワタ)して、炊飯器にお米をいれ、水はほんの少し少なめに。その上に魚をのせ、醤油とみりん、お酒をいれて、このキバアマガイを入れて炊飯器のスイッチを入れます。炊きあがったら骨だけを外し、身をまぜますが、このキバアマガイ茹でると身が奥に入ってしまうので割らないとなりません。

キバアマガイと見られる貝塚

貝塚らしきこの場所にあったキバアマガイの殻も、全て割られています。でも不思議なことに、みんなきれいなんです。割った跡も貝殻に傷が少なくて。最近割られたものなのかな。。

周囲を探してもこの貝殻しか見つかりません。もしここが貝塚なら、鳥や魚の骨、時にはイノシシの骨などが出土するはずです。ここはなぜ貝だけなんだろう…。

海岸で拾った土器の破片

歩いていると土器の破片を見つけました。薄さから見て赤瓦ではなく焼き物のようですが、ツボか何かでしょうか。

海辺で拾った焼き物の破片

下側の黒色は炭化ですね。

いつの時代のものでしょう。その時からここにあるのか、誰かが持ってきておいたのか。キバアマガイもその時の貝塚なのか。それとも…。

皆さんは、食べた貝の殻はどうしますか?生ゴミで捨ててしまうのでしょうか。

僕はコンポストに入れたり、砕いて畑に撒いたり、最近はサンゴを植えている場所にもっていったり。でも以前はこのように海に戻していました。貝殻は時間をかけて海に戻り、また次の貝などの栄養になるのです。

海岸の漂着ゴミ

うちの下の浜にもどってくるとプラスチックゴミがたくさん。未来のビーチロックや遺跡には、こうしたゴミが入ってしまうのでしょうか…。

北の空から雲が押し寄せる石垣島北部の海岸

とめどなく押し寄せる雲と風。この風は今と未来をつなぎます。

海の未来はいったいどんな姿なんでしょう。生きものがいっぱいの美しい世界でしょうか。もしそうであるとしたら、それを作るのは僕らなはずです。

海のために何ができるか。

僕ができることはサンゴを植えること。みなさんは、僕が植えたサンゴを育てて下さい。サンゴは温暖化に弱いので、そうさせないようにバージン燃料(化石燃料)の消費を減らしましょう。信号ごとにアイドリングストップをしたり、できるだけ車は買い換えないようにしたり。家のコンセントも使う時だけ入れるようにしたり。みんなが徹底してやれば、必ず成果が出るんです。

貝塚を作った過去の人々はどんな生活をしていたのでしょうか。食には困らない豊かな時代だったかもしれません。マッチやライターはなくとも火は簡単に興せますから美味しいごはんを好きな時に採って食べていたことでしょう。

これからはどんな時代でしょう?便利な道具に囲まれて暮らしていても、それはいつまで続くのでしょう。

海のために。そして自分のために。美しい未来を作りたいです。

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