富野小中学校のコーラルウォッチ(サンゴ観察) 1回目

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先日、入学式の模様をお伝えしました富野小中学校。

(その時のブログ → 富野小中学校の入学式

全校生徒が小学校と中学校を合わせても18人という、人数の少ない学校ですが

どこの学校でもやっていない、ある素晴らしい取り組みをなさっています。

それは、コーラルウォッチ。 サンゴの観察です。

今年度第1回目のコーラルウォッチに、私たちもお邪魔してきました。

お天気は晴れ、でも風があるので暑くはありません。

大潮3日目。干潮時刻を狙って、学校のすぐ近くの海へ。

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コーラルウォッチをするのは、2007年から始まり、今年で5年目。

生徒たちは選んだサンゴに名前をつけ、マイサンゴとして

春から秋までの間、定期的に観察をします。

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小学校高学年、中学生の生徒は、遠くのサンゴを。あきらも同行します。

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小学校低学年の子ども達は、ビーチから近いところのサンゴを。私も一緒に行きました。

お兄さんや先生が手をとり、足場のいいところを選んでゆっくりと。

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先日入学したばかりの新1年生は、2年生からマイサンゴを引き継ぎます。

3年生は4年生からと、それぞれのマイサンゴを引きついて、1年間観察をします。

半年ぶりなので、どこにマイサンゴがあったのか忘れちゃってて

「あれ縲怐H」と探す子や、「こっちだよ」と教える子。「ナマコがいた!」とはしゃぐ子。

中には、ヘビのように長細いナマコを見て「ウミヘビがいるから気をつけて!」という子。

子どもたちの様々な発言や動きに、私が楽しんでしまってます。

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上の写真のサンゴは、椅子という名前。

2年生が1年生に「これが椅子だよ。」と言うと、1年生は「どこが椅子なわけ縲怐I?」って。

そんなことを言いながらも、観察の仕方も2年生が教えていきます。

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女の子が手に持っているのが、色見本カード。

これでサンゴの色の濃さを調べて、健康状態をチェックします。

潮がひいて海水に浸かっていないサンゴは、ちょっと元気がない様子。

「大変だ?!」と2人で海水をすくい、サンゴにかけていました。

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チェックしたら、すぐに記録。水温や気温も記録しておきます。

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サンゴの観察が早く終わった生徒は、他の生徒を待ちながらの自由時間。

「俺、貝拾いする!」と走っていく子も。

海には、子ども達の興味をひくものがいっぱい。

先生方も、貝やサンゴを拾っていて「今月の誕生日会のプレゼントにするんです!」と。

毎月、その月の誕生日の人をお祝いするんですって。いいな。

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海の掃除やさんでもある、クロナマコ。

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人気者の、シャコ貝。

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カニの目玉を、みんなで見ているところ。

日頃、カニはよく見ているけど、目玉はどうなってるのかな?

カニを下に向けたら、目玉はどっちをむくのかな??

子どもも先生も、あきらを囲んでおります。人気者だね。

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先生の中には内地から赴任していらして、これが初めてのコーラルウォッチという方も。

生き物について知りたくて、あきらに質問攻撃。

「こんなところで環境学習ができるなんて、羨ましすぎる」とも。

そうですよね。サンゴの観察がこんなにも気軽にできる環境って、そうそうないです。

世界的にみても、この富野小中学校だけ。すごいことなんです。

サンゴだけじゃなくて、魚や貝に興味がいき、

そのうち、海だけじゃなくて、山のことも考えるようになる。

スケールは次第に大きくなって、地球や宇宙のことも。

私たちは大人だから、子どもたちより少し知っていることもあります。

でも、まだまだ知らないことばかり。教えてもらいたいことも、いっぱい。

何より、発想力の豊かさは子どもに勝てません。

何気ない発言にも、実はヒントが隠れていたりします。

子どもたちの目線になって、一緒に感じたり考えていけたらなぁと思います。

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最後に、みんなで結果を報告しあいます。

探したけど、残念ながらなくなってしまっていたサンゴも4つあったそうです。

人間が誤って壊してしまったものや、台風などで崩れてしまったものです。

新しいマイサンゴを決め、観察をしていきます。

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小学校低学年の生徒からは、「オオタが元気になっていた。」と報告もあれば

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中学生の生徒から「去年より白化していた。元気になってほしい。」という報告も。

「上の部分は、太陽が当たっていて白くなっていた。」 「もっと濃くなってほしい」というのも。

先生方も、先日より白くなっているサンゴが多くて、驚いたそうです。

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あきらも、少しだけお話させて頂くことに。

Aくんが「お父さんと弟と海に来た時は汚かったけど、次の時はキレイになっていた。なんでだろう?」と。

あきらは「何でだろうと思うことは、大切。海と僕らは繋がっている。海と山も繋がっている。

何でだろうと思った色んな疑問や、生き物たちの秘密を、これからみんなで解きあかして行こう」と。

このコーラルウォッチ、毎年新聞にも載るし、特に研究者からは高く評価されているのですが・・・

何がすごいのか、あまりピンときていない子もいます。

また中学生にもなると、コーラルウォッチにすっかり慣れて、次の展開を期待している子もいます。

5年目ですから、何か新しい刺激がいる時なのかもしれませんね。

先生方とお話しながら、何かお手伝いできたらいいなぁと思っています。

今日は、ありがとうございました。今後も宜しくお願いします。

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