元気の出る水を飲みに。山カフェ。

友達のモックが、東北に帰るから「島の写真が欲しい」って事務所に遊びにきた。

「被災された方々に、ほんの一時でもいいから、現実から離れる時間を作ってあげたい。
いつになるかは解らないけど、写真の上映会ができたらいいな」

そう、モックは言っていた。
手に職を持ってる彼女は、帰ったらいろんな人の力になりたいと、
自分にできることを模索している。強い。

でも疲れている様子が伝わってくる。
だから、元気をもらいに川に行くことにした。

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川の水を汲んで、ケトルに火を灯す。
松ぼっくりと枯れ木が燃え、甘い木の香りが清流に立ちこめては消えていく。
短い間だけど、 日常とは異なる時間の流れが訪れる。

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帰りがけ、何度も「元気になれた」って言っていた。

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僕はいつも自然からエネルギーをもらってる。
だから、モックも山カフェに連れて行かなきゃって思ったんだ。

僕のフィールドは、パワースポットと違って
充電量が目に見えて解るほどエネルギーに充ちてる。川や海の力は凄い。
だけど、火も水も風も、大きすぎるものは怖いんだ。
本当の事言うと、ガイドをしながら常に自然を怖がってる。
でも、仕事からの帰り道の途中で、川で弁当を食べたりすると心底落ち着く。
何故だろう。怖いけど、優しい。

心の傷はなかなか癒えない。
いつの日か、自然に傷つけられてしまった心を、
島の山や海が癒してくれないだろうか。

僕には、ただ黙ってコーヒーを淹れることしかできないんだけど、
彼女が言うような時間を、ここで過ごしてほしいんだ。

6 Comments

MOK

あきらさん、ヒロさん、今日は一日ありがとうございました。

写真選んでいる間、たくさんの美しい写真、島人の笑顔の写真に心を支えられました。

森カフェありがとう。
ただ普段は蛇口をひねって水をだし、ガスでお湯を沸かすことが、
自然の水を組んで、火をくべて、お湯になって、お茶を飲んで、自分の命になった。
生きるってのは本当はこうゆうことなんだろう。

あきらさん、ヒロさんと話したことにたくさんのヒントがあったよ。

あきらさんが、いつ海でサメに食われてしまうかもしれないし、と話してくれた怖さと戦っていること。

自分の生まれ育った宮城、これから帰って目の前にしたときにと思うと恐怖が募る。

あきらさんが海の怖さを知っていても仕事にすること、
私も帰る怖さもあるけど、怖さ以上に自分やらなければならないと感じたから進む。

たくさんのヒントをありがとう。

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あきら(りんぱなのガイド)

力になれてよかった。まずはモックが元気にならないとね!
写真、また好きな景色を沢山撮りに行くから、追加を送ります。

1人でカヤックで外洋に出ていくと、サメとも同じ時間を共有してることに気づかされるんだ。
1人で遊びに行くときは、いつも自分自身に責任がかかるしね。
でも、ナイトツアーの時はみんなハブを怖がるけど、ハブの生き方を知ってるから怖くないよ。
相手をよく知っていれば、備えたり、対応したりできる。
だからモックのじーちゃんの話を聞いて、凄いなぁって思った。
うちらも、もっとシンプルに幅広く生きなきゃいけないなって思った。
こちらこそ、ヒントをありがとう。
また色々話そうね。

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hiro

モック、こちらこそいい提案をありがとう。
Eさんのとこのご飯も、美味しかったね。

私はこの島に来て、今までの都会の生活が
非常に贅沢なものであることを知った。
だって石垣島では、台風がくれば停電するのが当たり前なんだもん。
自分で畑をやるようになって、農家の皆さんの苦労がわかった。
それから、あきらに山カフェに連れて行ってもらうようになって・・・
最初は、川の水を飲むことに抵抗があったんだ。
蛇口から出てくる水が、一番安全だと思ってたから。
でも、川の水は美味しい。
人間の生活はもっとシンプルでいいんだと強く思ったよ。
だから、モックのおじいちゃんの話をきいて
私も感動したよ。すごいなって。

自然というのは、美しい。生き物たちは面白い。
でも、時として恐ろしくもある。
今、私にできることは少ないけど、とにかく人間の力を信じるしかない。
時間はすごくかかることだから、僅かだけど長期的に支援ができればと思うよ。
そして、いつまでも忘れないでいたい。
勿論、いつの日かあの地に立ってみたい。
何かあったら、いつでも何でも言ってね。
じゃ、来週も待ってるからね。タイカレー、期待してます!

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水の話。飲み水を川に採りに行く人はちらっと読んで下さい。 | 石垣島エコツアー りんぱな のスタッフブログ

[…] 何より川の水はおしいです。 うちのツアーでは、先日の山カフェのように島の森の中で水を汲み、お茶をいれることもあります。うちの事務所の近くだけで10本近い川がありますが、その中でも情景の素敵な場所を選び、そこで川の水をチェックしてからツアーを行っています。「安全」だとか安心だとか、僕らガイドも自分自身がこのツアーのお客になることもしばしあるので、安全対策を怠ることはありません。同様に、無形商品であっても(例えば電気)、自分(販売者)も顧客であると考えれば、自分達のためにも真剣に考えるはずなんです。 確かに、うちはそんなことばかりやってるので儲けは全然ありませんが、大きく儲かっているところほど、上手に報道を使うのではなく、上手に安心を届ける企業であってほしいと思うのです。 […]

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今日はもう一度、森のカフェへ。 | 石垣島エコツアー りんぱな のスタッフブログ

[…] MOKの力を発揮してきてね。 MOK、そして、このブログを見てくだっているみなさん、 必要なものがあったら、送ったり、人をつなげたりさせてください。 今日も、ずっと以前のりんぱなのお客さま(友達のような!)が、 実はMOKの友達だってことが解りました。世間は、とっても狭いです。 その友達は、宮城のあちこちで、その友達の力を必要としているところに、足を運んでいるそうです。 […]

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