崩落、崩壊現場で生きる生き物たちを見た。

夜間の生物調査に出かけてきました。
大規模な川の崩壊現場や、山道の崩落(完全に崩れている)現場で、生き物を探します。

川の形状が、こんなにも変わるなんて。
いや、ここが川だったなんて、信じられないような、驚きの光景でした。
人の背丈よりも大きな岩が裏返っているし、周囲は真新しい苔の生えていない
きれいな岩ばかりが転がっています。

秋口の台風から時間は随分たっているというのに、
未だ水は土砂により濁っていたり、浸透せずに茶色く濁って溜まっている箇所もあります。

もしも僕らがこの土石流の現場に居合わせていたら、
生きていることなんて絶対に出来ないことに、鳥肌が立ちました。
でも、ふと足下を見るとわずか10センチほどのカエルがポツリと座っています。
災害後、周辺の林床から下りてきたんでしょうが、何事もなかったかのように座っている。

自然のサイクルを考えれば極々当たり前の光景なんですが、
頭の中ではそれを素直に受け止められず、恐怖のような、そんな感情がわいてきました。
今生きていることは、ホッとできることなんだなと思います。

(途中、サキシマハブもいました。レンズからわずか10センチほどの距離かな。
これだけ頻繁に夜の山に入り活動していて、しょっちゅうハブを見るけど、
咬まれたことはない。それもまた運。このまま安全第一でいこう)

写真は真夜中に月明かりを利用して撮ったものです(昼真みたい)

2 Comments

花咲蛙

 写真見て、昼にもう一度撮りに現場に登ったのかと思いました。あの暗闇の写真が、月明かりを集めて、こんな昼間のような素敵な写真になるんですねー!! あきらさんは魔法使い?
 あの山の現状は衝撃的でした。
もともといた生き物たちは、流されてしまったかもしれませんね。
しかし、時間がかかるかもしれませんが、豊かなあの山の自然が前のように元通りにしてくれることを祈ってます。

 今回もありがとうございました♪ 

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あきら(りんぱなのガイド)

いつも、色んな勉強をさせていただいてありがとうございます!今回も花咲蛙さんがいなかったらあの崩落にも気づかずに、色あせた頃に気づいたかも知れません縲怐Bあれだけ「スゴイよ」って強調されてたのが解って、身震いしました。
写真は、僕も帰ってみて「おぉ」って(笑) 月明かりだけであんなにきれいなんですね。流石Nikon. 魔法のようなカメラだ縲怐B時間かけちゃってすみませんでした。

今まで崩落現場は遠くからしか眺めてなかったから、あの山がどう変わるか、僕も楽しみです。

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