富野小中学校、コーラルウォッチ最終日

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今日は、りんぱなの近くにある富野小中学校に行ってきました。

7/14 と 8/17 のブログでも紹介しましたが、学校ではコーラルウォッチに取り組んでいます。

マイサンゴ(自分のサンゴ)を決めて、夏の間そのサンゴを観察し、記録をつけるのです。

今年で4年目。中学3年生が卒業したあとも、ちゃんと後輩が引き継いで記録を残しています。

世界的にみても、このような取り組みをしているのは学校は

ここ、富野小中学校だけだそうです。それって、すご?い!!

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観察の前に、ビーチの清掃です。

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たったの8分間で、これだけのゴミを収集しました。みんなで記念撮影。

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今日は大潮の1日目です。干潮で潮がひいている間に、観察をします。

最干の時間を少し過ぎただけで、どんどん潮位があがってきました。急がなきゃ。

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小学生は、ビーチに近いところのサンゴを観察します。

AちゃんのサンゴとYちゃんのサンゴは、お隣同士。

Aちゃんの枝サンゴは成長が早く、Yちゃんの塊サンゴの上に覆い被さってきているようです。

このままだとYちゃんのサンゴは見えなくなってしまい、いずれ死んでしまうかもしれません。

弱肉強食という表現とは違うかもしれませんが、ここにも生存競争があります。

そう、サンゴは生きているのです。

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中学生は、ビーチから少し離れたところまで歩いていきます。

私もそちらに行くことに。サンゴを踏まないように、気をつけて進みます。

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1ヶ月前と比べて、どうなっているかな。

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使用しているのは、コーラルウォッチ専用のチャートです。

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サンゴの色が一番薄いところ、一番濃いところをチェックします。

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干潮時に水面からでてしまうところもあれば、こうやって水に浸かっているところもあります。

水温は、場所によって様々。31度?33度くらい。水深が浅いので、水温も上がり気味です。ツ黴?

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記録する用紙が、風に飛ばされて海へ。

水濡れしても大丈夫な紙なので、問題な?し。

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写真にも撮っておきます。

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これは、E3かな。

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1人で複数のサンゴを観察するので、忘れないうちに記録。

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さてさて・・・観察するのはいいけど、色で一体サンゴの何が分かるの?

そう思った方も多いはずです。実はこれ、サンゴの健康チェックなのです。

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折れてしまった枝サンゴがあったので、拾ってみました。

本来、茶色のサンゴなのですが、所々白くなっています。白化(はっか)現象と言います。

白くなっているのは、栄養が十分でなく元気がないから。

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このサンゴは白化のあと死んでしまい、藻が付着しています。

なぜ白化し、死んでしまうのかというと。。。水温の上昇と関係があります。

詳しい説明を聞きたい方は、ぜひ石垣島に遊びに来て下さい。

実際にサンゴを見ながら説明したほうが、わかりやすいですしね!

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こちらは、校長先生のマイサンゴです。名前は、富野大王。

5月に観察を開始し、7月には真っ白になったそうです。

それが今回の観察では、この通り。5月と同じ色に戻ったようです。

台風の風によって海の中がかき回されたり、大雨が降ったりすると水温は下がり

こうしてサンゴも元気になりました。確かに、7月は暑かったです。

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ビーチに戻って、みんなで観察の結果を報告します。

小学生の低学年の子どもたちも、自分から進んで手をあげて発表。意識の高さが伺えます。

「Dの3が、Dの4になっていた」 「元気になっていた!」など、喜びの声が多かったようです。

しかし、「違いがなかった」 「元気がなくなっていた」という声も幾つかありました。

原因は不明ですが、それがわかることがすごいと思うのです。

定期的、尚かつ長期的に、みんなで観察を続けたからこそ、こういう変化がわかるのです。

これって、大学の研究チームがやっているようなデータ収集と同じ作業なんです。

それを小中学生でやっているのですから、本当にすごい。

私も、マイサンゴを決めていましたが・・・決めただけで観察をしておりません。お恥ずかしい。

「サンゴの近くにあるシャコ貝が大きくなっていた」 「海を汚したくない」という声もありました。

校長先生からは、「小さな変化にも気づく子どもになって下さい」とお話がありました。

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そしてそして! マンタツアーを終えたあきらが、駆けつけました。ギリギリ間にあった。

持ってきたマンタのぬいぐるみを使って、笑いをとっていました。

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今年最後のコーラルウォッチ。来年の夏まで、しばしお別れです。

みんなで海に「ありがとうございました」と言って、コーラルウォッチは終わりました。

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私が小学生だった頃、観察していたものといえば

アサガオ、ヒマワリ、オタマジャクシ、ダンゴムシなどなど。それも楽しいです。

でもそれは、鉢の中だったり、水槽の中だったりと、囲いのある狭い範囲の観察でした。

サンゴの観察に、そんな囲いはありません。海は、広く大きいわけです。

魚・海藻・貝などの生物、それから天候や気温、陸との繋がり、ゴミの漂着など

サンゴの観察を通して、視野がどんどんと広がります。

みんなは知らず知らずのうちに、たくさんのことに興味を持っています。

いずれ、富野の海から世界の海に繋がるのかもしれません。

暑い中、お疲れ様でした。とっても素晴らしい取り組みを見せて頂き、ありがとうございました。

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